天満天神宮
平将門伝説が残る市川市の大野地区、将門が築いたとされる大野城跡と向かい合うように、天満天神宮がある。天満天神宮は、将門が938年、京都の北野天満宮をこの地に勧請したものであるという。北野天満宮は、学問の神様と呼ばれた菅原道真をまつった神社で、将門と道真は実は浅からぬ因縁がある。将門は939年、上野(こうずけ)国府を占領するのだが、神がかった巫女が道真の霊を名乗り、将門に「新皇」の位を授けるのだ。将門は道真の死んだ年に生まれているので、もちろん2人に面識はないはずだが、道真の息子 景行は将門一族と交流があったようなので、将門サイドが道真の名を利用したということなんだろう。なお、道真を失脚させた太政大臣 藤原時平は道真の祟りで死んだとされるが、その後を継いだのが弟 忠平で、将門は少年時代、京都でこの忠平に仕えていた。
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