平将門の出生地とも言われる取手市だが、具体的な場所の一つとして挙がるのが戸頭神社だ。もとは香取神社といって、足利尊氏が参拝に訪れたという記録があるそうだが、将門とのつながりは、確たるものはないようだ。何しろ千年以上も昔の話なので、しょうがない。戸頭神社から利根川まではすぐで、その昔、対岸の柏市までは渡し船で渡った。言わば交通の要衝だったということだろう。平安時代の関東平野は、大きな沼がたくさんあったようで、将門記にも将門や妻子が沼地に身を潜めたという話が出てくる。
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