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2017年2月

2017年2月28日 (火)

オデッサ・ファイル

 ドイツ敗戦後、ナチス残党に対する厳しい戦争犯罪追及が行われたが、一方では彼らの逃亡を支援する秘密組織も存在したそうだ。1974年の映画「オデッサ・ファイル」は、実在の人物である元親衛隊エドゥアルト・ロシュマンを追う西ドイツのジャーナリストの活躍を描いた映画だ。ロシュマンは、ラトビアのリガ強制収容所の所長を務め、その残忍な性格から「リガの屠殺人」と呼ばれていた。ジャーナリストのペーター・ミラー(ジョン・ヴォイト)は、ガス自殺したユダヤ人老人が残した日記を読むうちに、ロシュマンの存在を知り、ロシュマンの正体を突き止めようとする。しかし、ミラーは次々と危ない目にあい、命まで狙われるようになる。どうやら、秘密組織オデッサのメンバーは、別人になりすまし、社会の各界各層に浸透しているようだ。イスラエルの諜報機関モサドの訓練を受けたミラーは、オデッサへの潜入に成功、ロシュマンの正体に迫るのだった。映画「大脱走」でも親衛隊とドイツ軍との微妙な関係が描かれているシーンがあるが、本作でもそういうシーンがあり、それがラストシーンへとつながっていく。

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2017年2月27日 (月)

アサヒペンタックスSPF

 ぼくが最初に手にしたカメラは、1973年発売のアサヒペンタックスSPFだった。中学生のときに質流れ品を買ってもらったのだが、2003年、キャノンEOS Kiss Digitalを導入するまで使用した。大学生のときに中古のアサヒペンタックスSPも買い、以降2台体制となった。SPFはコンクリートの床に落とすという大失敗をやらかしてしまい、修理に出したら一応直ってはきたが、その後も露出計の調子がおかしかった。まあ天体写真撮影には関係ないので、問題はなかったが。SPとSPFの最大の違いは、SPがTTL測光であるのに対し、SPFが開放測光であることだ。いまとなっては何のこっちゃという感じだろうが、当時はカメラ内蔵の露出計で絞りとシャッタースピードを決定していて、明るい画面のままピント合わせできるというのは便利だった。まあこれも天体写真には関係ないが。デジカメ移行後、オーバーホールして永久保存しようかと思ったが、使う見込みもないし、希少価値もないので、泣く泣く処分した。

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2017年2月26日 (日)

撮影機材

 ぼくがいま天体写真撮影に使っている機材は、タカハシEM−11Temma2Z赤道儀+ミニボーグ60ED+キャノンEOS60Da、オートガイダーはタカハシαーSGR3+ミニボーグ45EDⅡだ。ミニボーグはマッチプレートを介して赤道儀に取りつける。ミニボーグとカメラとは微動装置つき接眼部で接続している。これは一見すると通常の天体望遠鏡についているラック&ピニオン接眼部と似ているが、ギヤではなく、ローラーとベアリングの摩擦で動かす機構になっている。ピントを合わせたら、ネジを締めてドローチューブを固定するが、このときピントがちょっとずれるため、ピント合わせにはコツが必要だ。近い将来には、もっと大口径の望遠鏡へのアップグレードを考えているが、どの機種にするかは考え中だ。あまり大口径にすると取り回しが大変だし、撮影もシビアになるので、せいぜい10㎝ぐらいだろうとは思っている。そしてその先の夢は、大口径望遠鏡の個人天文台だ。

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2017年2月25日 (土)

戸頭神社

 平将門の出生地とも言われる取手市だが、具体的な場所の一つとして挙がるのが戸頭神社だ。もとは香取神社といって、足利尊氏が参拝に訪れたという記録があるそうだが、将門とのつながりは、確たるものはないようだ。何しろ千年以上も昔の話なので、しょうがない。戸頭神社から利根川まではすぐで、その昔、対岸の柏市までは渡し船で渡った。言わば交通の要衝だったということだろう。平安時代の関東平野は、大きな沼がたくさんあったようで、将門記にも将門や妻子が沼地に身を潜めたという話が出てくる。

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2017年2月24日 (金)

竜禅寺三仏堂

 平将門の出生地とも言われる取手市には、「米ノ井」という地名がある。これは、将門がこの地にあった三仏堂を参詣した際、三仏堂前にあった井戸から米が吹き出したのが由来だという。これを将門が喜び、竜禅寺を創建したというのだ。これはおそらく、将門かその一族が、この地を開拓して米づくりを始め、豊作になったというできごとが実際にあったんだろう。この時代、京から坂東に赴任した貴族などが、そのまま土着し、私有田を開拓するというのが多かったらしい。

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2017年2月23日 (木)

地球外生命の探求は新たな段階に?

 太陽系から40光年離れた恒星「TRAPPIST−1」に、地球と似た大きさの惑星が7つあると、国際共同研究チームが発表した。そのうち3つは、ハビタブル・ゾーンといって、液体の水が存在できる環境にあるという。液体の水は、少なくとも地球型の生命にとっては不可欠なもので、ハビタブル・ゾーンにある惑星は、諸条件が整えば生命が誕生する可能性があるということだ。太陽系の場合、ハビタブル・ゾーンにある惑星は地球のみと考えられているが、太陽系と似たような恒星系はそんなにめずらしくないということだろう。TRAPPIST−1はみずがめ座にある赤色矮星で、核融合反応を起こせる下限の質量に近い、木星よりちょっと大きい程度の星だ。核融合反応は質量が小さいほどゆっくり進むので、太陽の100億年に比べ、非常に寿命が長い。したがって、今はまだ生命が存在しなくても、いずれ誕生する可能性があるし、知的生命が出現する可能性さえあると言えるだろう。太陽は50億年後には寿命を迎えるが、そのとき地球にまだ人類が生きていれば、移住先の候補になるかもしれない。

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2017年2月22日 (水)

桔梗塚

 平将門にまつわる伝説や小説には、ほぼ必ず「桔梗」という女性が登場する。最も主流なのは将門が愛した女性の一人だという説だが、中には将門の敵だったという説もあるようだ。将門の出生地とも言われる取手市にある桔梗塚は、将門の愛妾である桔梗御前が、将門が討たれたと聞いてこの地まで逃げてきたが、敵の手に落ちて亡くなった場所と伝わっている。桔梗伝説が残る地では、いまなお桔梗を植えないとか、桔梗が咲かないとかいう言い伝えがあるそうだ。きれいな花を咲かせる桔梗だが、主君 織田信長を滅ぼした明智光秀が桔梗紋を使用するなど、ちょっとよくないイメージもあるのが気の毒だ。

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2017年2月21日 (火)

惣代八幡宮

 平将門は「相馬小次郎」とも称されたが、ここにいう相馬は、福島県相馬市ではなく、下総国(しもうさのくに)相馬郡、現在の取手市周辺だ。将門の母がここの出身で、当時は通い婚というのが一般的であったことから、将門もここで育ったのではないかということだ。しかし、千年以上も昔のことだし、将門が有名になるのは晩年だから、出生の地はいろいろな説があって定かではない。有力な説の一つは、取手市の惣代八幡宮周辺で、この一帯にはほかにも将門にまつわる場所が散在している。

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2017年2月20日 (月)

井の頭池遺跡群 御殿山遺跡

 武蔵野市と三鷹市にまたがる井の頭恩賜公園は、神田川の水源である井の頭池が中心にあり、旧石器時代から人が行き交っていたようだ。縄文時代に入り気候が温暖になったことから、人類の定住が始まったようで、9000年前の住居跡も見つかっている。その後も源経基や源頼朝、新田義貞、北条泰家らがこの地の弁財天がらみで登場するが、江戸時代には将軍の鷹狩りの地になったという。井の頭池を見下ろす高台は御殿山と呼ばれているが、これは、徳川家光が鷹狩りに来た際、休息するための御殿がつくられたことからそう名付けられたそうだ。その御殿山からは、発掘調査によって竪穴住居跡や多くの遺物が発見されている。古代から人が集まる名所は、現代も多くの人が憩いを求める場所となっている。

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2017年2月19日 (日)

コロニー5

 近未来、地球は再び氷河期を迎えた。地表はすべて凍り付き、人類は地下にコロニーを築いて細々と生き延びていた。コロニー7では、リーダー格のブリッグス(ローレンス・フィッシュバーン)のもと、将来に備えて植物の種子や動物を保存していたが、カゼをひいた人間を射殺する者が現れるなど、不穏な空気が漂っていた。ある日、お互いに何かあれば協力し合う約束だったコロニー5との連絡が途絶え、ブリッグスやサム(ケヴィン・ゼガーズ)らは救出に向かう。しかし、そこで見たものは、飢えで凶暴化した連中が人肉を食らう姿だった。ブリッグスらは何とかその場を逃れるが、コロニー7に帰る途中で追いつかれ、ブリッグスも死んでしまう。ただ1人帰還したサムだったが、そこに奴らが現れ、凄絶な戦いが始まるのだった。とまあこういうストーリーだが、フィッシュバーンが出てる割にはB級っぽいし、そのフィッシュバーンもあっけなく死んでしまうのはちょっと残念だ。

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2017年2月18日 (土)

アインシュタイン論文集 「奇跡の年」の5論文

 物理学史では、1905年は「奇跡の年」として知られている。この年、26歳だったアルベルト・アインシュタインは、5本の重要な論文を書き上げるのだ。ここから、20世紀物理学の2大理論である相対性理論と量子力学がめざましい発展を遂げていく。相対性理論の幕開けとなったのは、「運動物体の電気力学」という論文で、その後特殊相対性理論の有名な公式E=mc2の発見や一般相対性理論の確立へとつながっていく。また、光量子仮説に関する論文は、マクスウェルの理論だけでは説明のつかない光の性質を解き明かし、その後の量子力学の発展につながっていく。「アインシュタイン論文集 『奇跡の年』の5論文」は、26歳の若きアインシュタインが書いたこれらの歴史的な論文を解説した本だ。

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2017年2月17日 (金)

シュッツ 相対論入門

 相対性理論に関心を持つ人はけっこういるようで、自然科学書コーナーに行くと、数式なしのポピュラーサイエンス書からバリバリの専門書までたくさんの本が置いてある。数式なしというのはわかりやすそうだが、ある程度数学を学んだ人なら、数式がある方がかえってわかりやすいことも多い。アメリカの物理学者バーナード・シュッツが書いた「シュッツ 相対論入門」は、相対性理論を本格的に学びたい人にとっては定評のある本だ。24年ぶりに原著が改訂されたということで、最近の研究成果も盛り込まれている。Ⅰ巻は特殊相対論、Ⅱ巻は一般相対論となっているが、Ⅰ・Ⅱ巻の内容を1冊にしたハードカバー版もある。いつかまとまった時間ができたら、この本をじっくり読んで相対性理論を勉強しようと思っている。

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2017年2月16日 (木)

一般相対性理論入門 ブラックホール探査

 アルベルト・アインシュタインが確立した一般相対性理論は、ブラックホールという驚くべき天体の存在を予言した。大質量の星が高密度に圧縮され、その強い重力のために光さえも脱出することができないというものだ。これを「ブラックホール」と名付けたのはアメリカの物理学者ジョン・ホイーラーだが、20世紀後半になり、可視光だけでなく赤外線や紫外線、X線などの電波天文学が発展するにつれ、ブラックホールの実在が確実視されるようになった。そして21世紀に入り、日本のJAXAは国際宇宙ステーションから、ブラックホールに星が吸い込まれる瞬間を世界で初めて観測することに成功した。ホイラーとエドウィン・テイラーが書いた「一般相対性理論 ブラックホール探査」は、一般相対性理論の曲がった時空という概念の説明から始まって、ブラックホールという驚くべき天体がどのように導かれるかを解説した本だ。

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2017年2月15日 (水)

時空の物理学 相対性理論への招待

 ブラックホールの名付け親であるアメリカの物理学者ジョン・ホイーラーとエドウィン・テイラーが書いた「時空の物理学 相対性理論への招待」は、学生や教員向けに書かれた特殊相対性理論の入門書だ。数式を使って本格的に学ぼうとする人向けなので、100以上の問題と詳しい解答もついている。さらに、質量とエネルギー、曲がった時空の物理学の2つの問題については、対話という形で理解を深めるための工夫がされている。ホイーラーは京都大学基礎物理学研究所の客員教授として日本に滞在したこともあり、陽気な人柄と明快な講義で学生の人気も高かったという。

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2017年2月14日 (火)

ドラゴン怒りの鉄拳

 ブルース・リー主演の映画「ドラゴン怒りの鉄拳」は、20世紀初頭、清朝末期の上海で、リー演じる武道家 陳真(チャン・ジャン)が、陳の師匠を殺した悪い「日本人」柔道家らを倒すというストーリーだ。当時の上海には租界という外国人居留地があって、「東洋のパリ」などと称されるほど栄えていたという。悪い「日本人」のボスを演じたのは日本人俳優だが、その手下の「日本人」たちはほとんど中国人俳優のようで、みな流暢な中国語を話す。ところどころに現れる日本的な小道具もいかにも珍妙だ。しかし、格闘シーンはこれぞブルース・リーという感じで、前作「ドラゴン危機一発」ではまだ見られなかった「アチョー」という怪鳥音とヌンチャクも初登場、バッタバッタと敵を倒していく。「ドラゴン危機一発」にも出演し、本作ではヒロインを演じたノラ・ミャオもこの後数々の映画に出演、大スターとなった。

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2017年2月13日 (月)

私たちは宇宙から見られている?

 地球外知的生命体とのファーストコンタクトは、SF小説や映画でも人気のテーマだ。ファーストコンタクトが平和的な結果になるか、どちらかにとって破滅的な結果になるのかはそれぞれ両論あるが、ぼくは楽観的に見ている。宇宙に飛び出す科学技術力を持つ文明は、高度な文明を築くほどの知的生命体がこの宇宙に誕生することの困難さを十分に理解していると思うからだ。イギリスの天文学者ポール・マーディンが書いた「私たちは宇宙から見られている?」は、サブタイトルにもあるとおり、「地球外生命」探求の最前線を紹介した本だ。地球外生命を知る第一歩は、太陽系内でただ一つ、確実に生命が存在することがわかっているわが地球の生命について知ることであり、地球上の生命の進化についても解説している。地球外知的生命体探査(SETI)には、個人もパソコンで参加することができるSETI@homeというプロジェクトがあり、ぼくももう15年以上やっている。自分のパソコンで解析したデータの中に、もしも地球外知的生命体から発せられた信号を捉えることができれば、これはもう最高にエキサイティングだろう。

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2017年2月12日 (日)

マイティ・ソー/ダーク・ワールド

 映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」は、アベンジャーズの戦いから1年後が舞台だ。ロンドンに原因不明の重力異常が発生、ソー(クリス・ヘムズワース)の恋人で天文学者のジェーン・フォスター(ナタリー・ポートマン)が調査を開始するが、異次元空間に飛ばされ、恐るべきエネルギーを持つエーテルを体に宿してしまう。太古の昔、神々の国アスガルドとダークエルフの間でエーテルをめぐって争いが起こり、戦いに勝ったアスガルドによってエーテルは地中深くに埋められていたのだ。ソーはジェーンをアスガルドに連れて行くが、ダークエルフの支配者マレキスが目覚め、アスガルドへの侵攻を開始する。このピンチに、ソーは義兄弟であり宿敵でもあるロキに協力を要請、ともにマレキスに立ち向かうのだった。エーテルという言葉は、現代では有機化合物の一種を指すが、実は非常に歴史のある言葉で、古代では第5元素、近代では光が空間を伝わるための媒質を意味した。そして、エーテルの存在をどうしても実験で確かめられなかったことが、アルベルト・アインシュタインによる相対性理論へとつながった。それにしても、ロキのやつ・・・

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2017年2月11日 (土)

駒形大神社

 平将門伝説が残る市川市の大野地区にある駒形大神社は、もともと別の神様をまつってあったところに、あとから将門も合祀した神社だという。この地域に将門伝説が残っていることを考えるとそれも不思議ではないのだが、もともと駒形神社を勧請したのは将門の父 良将(良持とも)だという説があり、それが関係しているのかもしれない。良将は下総国(しもうさのくに)を拠点の一つにし、未墾地を開発したそうだが、それがこのあたりだった可能性がある。実際、下総国の国府が置かれた場所は現在の市川市国府台(こうのだい)だが、ここは数㎞しか離れてない。この地に伝わる将門伝説は、父 良将がその源流なのかもしれない。

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2017年2月10日 (金)

天満天神宮

 平将門伝説が残る市川市の大野地区、将門が築いたとされる大野城跡と向かい合うように、天満天神宮がある。天満天神宮は、将門が938年、京都の北野天満宮をこの地に勧請したものであるという。北野天満宮は、学問の神様と呼ばれた菅原道真をまつった神社で、将門と道真は実は浅からぬ因縁がある。将門は939年、上野(こうずけ)国府を占領するのだが、神がかった巫女が道真の霊を名乗り、将門に「新皇」の位を授けるのだ。将門は道真の死んだ年に生まれているので、もちろん2人に面識はないはずだが、道真の息子 景行は将門一族と交流があったようなので、将門サイドが道真の名を利用したということなんだろう。なお、道真を失脚させた太政大臣 藤原時平は道真の祟りで死んだとされるが、その後を継いだのが弟 忠平で、将門は少年時代、京都でこの忠平に仕えていた。

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2017年2月 9日 (木)

大野城跡

 市川市の大野地区は、平将門伝説が伝わる地だ。第五中学校がある台地は、城山と呼ばれていて、将門が築いた城の跡だという伝承があるという。しかし、発掘調査を行ったところ、将門に結びつく出土品は発見されず、中世戦国時代の城跡ではないかということだ。まあしかし、この周辺にはほかにも将門に関係する史跡や言い伝えるがあることから、何らかの関係はあったんだろう。将門の死後、一族や配下の者がここに落ち延び、その子孫が千年にわたって将門伝説を伝えてきたのかもしれない。

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2017年2月 8日 (水)

ドラゴン危機一発

 かつて一世を風靡したブルース・リーは子どもにも大人気で、「アチョー」(怪鳥音というそうな)とヌンチャクのマネは大はやりだった。そのリー主演の映画「ドラゴン危機一発」は、アメリカでアクションスターとなったリーが香港に凱旋帰国し、大ヒットとなった作品だ。ストーリーは単純明快、麻薬組織に従兄弟や仲間たちを次々と殺されたリー演じる主人公が、ついに怒りを爆発させ、麻薬組織を全員やっつけるという話だ。リーはこの後立て続けにカンフー映画に出演し、一躍大スターとなるが、32歳の若さであっという間に急死してしまう。まさに疾風のごとく映画界を駆け抜けた人生だった。

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2017年2月 7日 (火)

浅草天文台跡

 天文学はもともと、暦をつくるために発達した学問だ。暦というのは人類の生活、とりわけ農業にとってとても大切なもので、言うなれば人類は星の運行によって種まきの時期などを決めていたのだ。現在、暦を作成するのは国立天文台だが、江戸時代は幕府天文方という部署が暦を作成していた。その天文方の観測施設である浅草天文台が置かれていたのは蔵前橋の近くで、現在は説明板しかないが、往時の風景は葛飾北斎の富獄百景などの絵で知ることができる。それによると、天文台は10m程度築土した台の上に設置されていたようだ。かの伊能忠敬もここ浅草天文台で天文学や測量学を学び、わが国初めての全国地図を作成した。浅草天文台は明治維新に伴って廃止され、その仕事は東京天文台(現国立天文台)が担うことになる。

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2017年2月 6日 (月)

ゲーム

 マイケル・ダグラス主演の映画「ゲーム」は、大富豪の投資銀行経営者がとんでもないゲームに巻き込まれる物語だ。ニコラス・ヴァン・オートン(ダグラス)は、大富豪の家に生まれ、投資家として成功しているが、かつて父が目前で飛び降り自殺したというトラウマを持っていた。そのせいかニコラスは仕事にしか興味はなく、妻も離れていってしまう。父が自殺した年齢と同じ48歳の誕生日、弟コンラッドと久しぶりに会ったニコラスは、CRSという会社の案内状を渡され、人生が一変するようなすばらしい体験ができると言われる。最初は興味なさそうなニコラスだったが、偶然CRSのオフィスを見つけ、立ち寄ってしまう。ここからニコラスの生活は一変、すばらしい体験どころか、次々ととんでもない事件に巻き込まれてしまう。いったいどこまでがゲームなのか、それは最後まで見てのお楽しみだが、まあデヴィッド・フィンチャー監督らしいと言えばらしいか。

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2017年2月 5日 (日)

ファー・アウト

 映画「スター・ウォーズ」のオープニングはおなじみの「A long time ago in a galaxy far, far away…」だが、われわれの銀河系から130億光年のかなたまで、世界各国の天文台の大型望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡(HST)で撮影された迫力ある画像を集めた写真集が「ファー・アウトー銀河系から130億光年のかなたへ」だ。表紙に登場するのはかみのけ座の渦巻銀河NGC4565で、ちょうど真横から見ているので、エッジオン銀河とも呼ばれている。望遠鏡が発明されたのは16世紀終わり頃で、ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡で天体を観測したのが1609年と言われているが、以来天文学と望遠鏡は手を携えてともに発展してきた。そして、20世紀末、人類はついに宇宙空間にHSTを打ち上げ、地球大気による影響を受けない理想的な環境ではるかかなたの宇宙を観測できるようになった。この写真集を開けば、驚異に満ちた宇宙の姿を堪能することができるだろう。

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2017年2月 4日 (土)

THE LAST JEDI

 今年12月公開予定の映画「スター・ウォーズ」エピソード8のタイトルが「THE LAST JEDI(最後のジェダイ)」に決定したという発表があった。エピソード7「フォースの覚醒」のオープニングロールには、「最後のジェダイであるルーク・スカイウォーカー」というくだりがあるので、これはルークを指すと考えるのが自然だろうが、レイのフォースも覚醒したので、ルークからレイへとジェダイの精神が受け継がれていく物語が描かれるんだろう。レイがルークの子なのかどうかはまだ謎だが、「スター・ウォーズ」サーガはスカイウォーカーという家族の物語でもあることから、何らかの血縁関係があるのはまちがいない。なお、スピンオフ作品では、ルークはかつて「皇帝の手」と呼ばれたダーク・ジェダイ マラ・ジェイドと結婚し、息子ベンをもうけるが、エピソード7では、「ベン」はハン・ソロとレイア・オーガナの息子の名前に使われている。制作陣は、スピンオフ作品も全部読んだ上で脚本書いてるんだろうな。ま、とにかく12月が待ち遠しい。

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2017年2月 3日 (金)

しし座の銀河NGC2903

 しし座のNGC2903は、銀河系から2400万光年離れた棒渦巻銀河だ。しし座には比較的明るい銀河がけっこうあり、隣のかみのけ座やおとめ座とともに銀河ファンには人気のエリアだ。銀河はたいてい集団をつくるが、数十個程度の集団は銀河群、数百〜数千規模だと銀河団、さらに大規模なものは超銀河団と呼ばれる。おとめ座にあるおとめ座銀河団、そしておとめ座銀河団を中核とするおとめ座超銀河団は、宇宙の大規模構造を形成しているが、その形はフィラメント(糸状)になっていて、銀河が集まったグレートウォールと、物質がほとんど何もないボイド(空洞)が入り組んだ構造になっている。
2016年12月25日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒

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2017年2月 2日 (木)

八幡の藪知らず

 市川市には平将門伝説が残っている地域があるが、JR本八幡駅の近く、市川市役所前にある八幡の藪知らず、別名「不知八幡森(しらずやわたのもり)」もその一つだ。ここは昔から入ってはならない、一度入ったら出てこられない、入れば必ず祟りがあるなどとして恐れられていたようで、その理由についてはいくつかの説がある。そのうち将門に関連するものは、将門の従兄弟 平貞盛がこの地に八門遁甲の陣を敷き、死門の一角を残したとか、将門の家臣6人がこの地で泥人形になったとかいうものだそうだ。まあ千年以上も昔の話なので、何が真実なのかはもはやわからないだろう。貞盛は桓武平氏の嫡流で、子孫は伊勢平氏として清盛を輩出、「平氏にあらずんば人にあらず」と言われるほどの栄華を極めることになる。

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2017年2月 1日 (水)

回転花火銀河

 おおぐま座の渦巻銀河M101は、回転花火銀河という愛称で呼ばれる天文ファンに人気の銀河だ。ハッブル宇宙望遠鏡の見事な写真は有名で、天文ファンじゃなくても見たことがあるんじゃないだろうか。M101は銀河系から1900万光年の距離にあり、いくつかの銀河とともにM101銀河群という集団をつくっている。今回は冬の星雲星団撮影に忙しく、春の銀河の撮影にはあまり時間をかけられなかったが、次回はじっくり狙ってみたい。しかし、こうなるとやはり大きな望遠鏡がほしくなる。
2016年12月25日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒

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