しし座の銀河NGC2903
しし座のNGC2903は、銀河系から2400万光年離れた棒渦巻銀河だ。しし座には比較的明るい銀河がけっこうあり、隣のかみのけ座やおとめ座とともに銀河ファンには人気のエリアだ。銀河はたいてい集団をつくるが、数十個程度の集団は銀河群、数百〜数千規模だと銀河団、さらに大規模なものは超銀河団と呼ばれる。おとめ座にあるおとめ座銀河団、そしておとめ座銀河団を中核とするおとめ座超銀河団は、宇宙の大規模構造を形成しているが、その形はフィラメント(糸状)になっていて、銀河が集まったグレートウォールと、物質がほとんど何もないボイド(空洞)が入り組んだ構造になっている。
2016年12月25日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒
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