2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 2016年12月 | トップページ | 2017年2月 »

2017年1月

2017年1月31日 (火)

ザ・コンサルタント

 バットマン俳優ベン・アフレック主演の映画「ザ・コンサルタント」は、裏社会の会計士であり最強の殺し屋でもあるクリスチャン・ウルフの活躍を描いた物語だ。ウルフは自閉症なのだが、数字には天才的に強く、軍人だった父親の影響もあってか格闘術や射撃術も超一流だ。表向きは田舎で会計士として活動しているが、実は世界中の悪人を顧客とする裏社会の掃除屋だ。そんなウルフにある大企業から財務調査の仕事がくるが、ウルフが天才的頭脳を発揮して不正を見つけるや、なぜか依頼は一方的に打ち切られる。しかも、その日からウルフやその周辺の人物は次々と命を狙われてしまう。まあしかし、とにかくウルフはめちゃくちゃ強い。バットマンと違って銃を撃ちまくり、悪者たちをどんどん掃除していく。このまま新ヒーローとして定着していくのか、今後の展開に期待だ。ところで、ウルフがネット上で使うコードネームに、カール・ガウスという名前があったが、これはドイツの数学者カール・フリードリヒ・ガウスのことだ。ガウスは史上最高の数学者の1人で、数学だけでなく、物理学や天文学でも偉大な業績を残している、紛れもない天才だ。さすがのウルフも、ガウスとはちょっと比べものにならないだろう。

16112611_1343785695642523_127810117

2017年1月30日 (月)

おおぐま座の銀河M109

 おおぐま座のM109は、フランスの天文学者シャルル・メシエによるメシエ・カタログの109番にリストアップされた天体だが、実際にはメシエは詳しい場所を記しておらず、後になってから収録された。現在、M109とされているのはこの写真の上の方にある棒渦巻銀河NGC3992だ。下の方にあるNGC3953も棒渦巻銀河で、これもM109の候補となった。今なら写真撮影によって見分けることは簡単だが、メシエ(1730-1817)の時代はカメラもなかったので、カタログ作成も大変だったろう。銀河系からの距離はいくつか推定値があるが、実は宇宙の中で距離を測るというのは非常に難しい。遠くの銀河の場合、ときどき現れる超新星をもとに推定する。ある種の超新星は、絶対的な明るさが同じなので、見かけの明るさからおおよその距離がわかるのだ。
2016年12月31日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、180秒×3枚コンポジット

Img_144514471

2017年1月29日 (日)

チャイナタウン

 ジャック・ニコルソン主演の映画「チャイナタウン」は、1930年代のロサンゼルスを舞台に、陰謀に巻き込まれた私立探偵の活躍を描いた物語だ。元警察官の私立探偵ジェイク・ギテスは(ニコルソン)は、市水道局幹部のダム建設技師ホリス・モーレイの妻イヴリンから身辺調査を依頼されるが、ギテスの調査結果がなぜか新聞に報道されてしまう。しかも、イヴリンと称して仕事の依頼に来たのはまったくの別人だった。事件の背後に何かあると感じたギテスは、さらなる調査を行うが、モーレイは溺死体となって発見され、ギテス自身もナイフで鼻を切られてしまう。イヴリン(フェイ・ダナウェイ)に接近したギテスが知ったのは、彼女の父ノア・クロス(ジョン・ヒューストン)が、ダム建設によって莫大な利益を得ようとしていたということだった。しかもクロスは、娘イヴリンに娘を産ませるという、まさに鬼畜のような男だった。チャイナタウンに隠れたイヴリン母子は、クロスから逃げようとするが、警察官が撃った弾丸はイヴリンの命を奪ってしまう。イヴリンを守ろうとしたギテスにはただ無力感が残るのだった。

81ewoamyfl_sl1500_

2017年1月28日 (土)

ふくろう星雲とおおぐま座の銀河M108

 おおぐま座の惑星状星雲M97は、その形からふくろう星雲と呼ばれている。この写真の下の方にある丸く青い星雲だが、拡大するとふくろうの顔に見えると思う。惑星状星雲は太陽程度の恒星が最後にガスを放出したもので、銀河系の中にある。一方で、ふくろう星雲の近くに見えるM108は、銀河系の外にある渦巻銀河(真横から見ているので渦巻模様はいまいちわからないが)だ。もちろん、M108銀河は、地球から1800光年離れたふくろう星雲よりもはるか彼方にあるのだが、たまたま同じ方向に見えるということで、いつも一緒に撮影されることが多い。
2016年12月25日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒

Img_1393

2017年1月27日 (金)

ラストミッション

 ケヴィン・コスナー主演の映画「ラスト・ミッション」は、リュック・ベッソン脚本にしてはちょっと軽いタッチのスパイ・アクション映画だ。CIAの凄腕エージェント イーサン・レナー(コスナー)は、余命3ヶ月と宣告され、別れた家族のもとに帰ろうと決心する。しかし、思春期の娘ゾーイの心境は複雑で、イーサンとの親子関係はギクシャクするばかりだった。そんな中、CIAからヴィヴィという女性エージェントを通じて、あるテロリストの暗殺を依頼される。ヴィヴィは仕事の見返りに、イーサンの寿命を延ばす試薬を提供するというのだ。イーサンはこれが生涯最後の仕事として引き受ける。もうそんなに若くないイーサンだが、殺し屋としての腕は超一流で、バンバン敵をやっつけていく。しかし、父親としては全然ダメで、敵にアドバイスを求めたりするところがなんともコミカルだ。もちろん最後は娘をしっかり守り抜き、父親の威厳を示すけど。

81eilviy5al_sl1500_

2017年1月26日 (木)

おおぐま座の銀河M81・M82

 北斗七星があるおおぐま座には銀河が多い。地球は銀河系の中にあり、銀河系の腕である天の川周辺は星や星間物質があって銀河系の外がよく見えないのに対し、それと垂直の方向は銀河系の外がよく見えるのだ。銀河系から1200万光年離れた渦巻銀河M81と不規則銀河M82はすぐそばにあって、大きな望遠鏡でも同一の視野に入る。この2つの銀河は過去に至近距離ですれ違ったようで、その影響でM82では星間ガスが圧縮され、一度に大量の星が形成されるスターバーストが起きている。M81やM82は、きりん座の渦巻銀河NGC2403などとともにM81銀河群という集団をつくっている。
2016年12月24日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒

Img_1366

2017年1月25日 (水)

エレクトラ

 マーベル・コミックの「デアデビル」のスピンオフ映画「エレクトラ」は、殺し屋ブルズアイに一度は殺されたエレクトラの活躍を描いた作品だ。「キマグレ」という善の組織のリーダーであるスティックによって蘇ったエレクトラ(ジェニファー・ガーナー)は、訓練の末最強の戦士となるが、スティックに破門され、人員削減の仕事(殺し屋)で生きていた。善の組織「キマグレ」に対し、悪の組織は「ザ・ハンド」といって、この2つの組織は長年にわたって戦っていたが、エレクトラは「宝」を探し求める2つの組織の戦いに巻き込まれる。なんかネーミングからしてちょっと変なのだが、キマグレのリーダーは「スーパーマン」でゾッド将軍、「スター・ウォーズ」でバローラム最高議長を演じたテレンス・スタンプ、ザ・ハンドのリーダーは「007消されたライセンス」に出演したケイリー=ヒロユキ・タガワ、その息子役が「007ダイ・アナザー・デイ」に出演したウィル・ユン・リーだ。さらに格闘家のボブ・サップまで出演していて、ちょっと懐かしい顔ぶれがそろっていた。

91szvcqwp3l_sl1500_

2017年1月24日 (火)

きりん座の銀河NGC2403

 一口に天体写真と言っても、実はいろいろな撮影対象・撮影方法がある。天文ファンがたいてい最初に撮影するのは星野写真とか星景写真と呼ばれるもので、広角〜標準レンズを使って天の川や星座など広い範囲を撮影する。そのうち望遠レンズや望遠鏡を入手すると、月とか惑星、さらには星雲星団銀河のクローズアップ撮影へと進んでいく。星雲星団はほとんどが銀河系内にあるが、銀河はもちろん銀河系の外にあるので、距離も段違いに遠くなり、アンドロメダ銀河のようなごくわずかな例外を除けば、大きな望遠鏡が必要となる。ぼくが使っているのは口径6㎝の小型望遠鏡で、さすがに銀河を撮るとなると力不足だが、現代のデジタルカメラをもってすれば小さいながらも形がわかるほどには写る。宇宙のはるか彼方からのかすかな光を捉えた喜びは格別だ。北極星があるこぐま座のすぐ隣にはきりん座というマイナーな星座があるが、ここにはNGC2403という渦巻銀河がある。銀河系からの距離は980万光年だ。
2016年12月31日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出180秒

Img_1444

2017年1月23日 (月)

セブン

 ブラッド・ピット&モーガン・フリーマン主演の映画「セブン」は、サイコな雰囲気に満ちた異色作だ。定年退職を間近に控えた超ベテランのサマセット刑事(フリーマン)は、猟奇的殺人事件の捜査のため、新人刑事ミルズ(ピット)とコンビを組まされる。現場には謎の文字が残されていて、サマセットはこれが連続殺人事件の始まりだと直感する。案の定、それから立て続けに猟奇的事件が発生するが、サマセットは残された文字がキリスト教の七つの大罪のことだと見抜き、FBIを通じて図書館の貸出記録を入手、ジョン・ドゥという不審人物をあぶり出す。このドゥが真犯人だったのだが、この男は完全なサイコパスで、最後にとんでもないことをしでかす。ミルズが最後にドゥに対して行った行為は、これはもうやむを得ないだろうと思う。しかし、いったいこんな事件を起こしたドゥの動機は何だったのだろうか。まあサイコパスがやることはわかるはずもないか。

91n4djnjgvl_sl1500_

2017年1月22日 (日)

冬の星雲星団全景

 冬の星雲星団全景写真を対角線魚眼レンズで狙ってみた。撮影したのは3年前なので、ふたご座に木星が写っている。冬の天の川は、銀河系の渦状腕の一つオリオン腕に属する星が中心で、周辺には星雲星団が散在している。オリオン腕のすぐ外にはペルセウス腕があるが、地球は銀河系の中にあるので、全体像は想像するしかない。いつか、銀河鉄道に乗って銀河系の外に出ることができれば、すばらしいながめを目にすることができるだろう。
2013年12月27日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15㎜、露出180秒

Img_0530

2017年1月21日 (土)

フランティック

 学会に出席するためパリを訪問したアメリカ人医師が、いきなり妻を誘拐されるサスペンス映画「フランティック」は、ハリソン・フォードのあたふたぶりにちょっとイライラさせられる物語だ。ハン・ソロでもインディアナ・ジョーンズでもリック・デッカードでもジャック・ライアンでもない普通の医師リチャード・ウォーカー(フォード)は、あっちこっち妻を探し回るのだが、フランス語が話せないこともあって警察には真剣に取り合ってもらえず、右往左往するばかり。実はウォーカー夫妻は、核兵器の起爆装置をめぐるアラブとイスラエルのスパイ合戦に巻き込まれてしまったのだ。空港でスーツケースを間違えたことが発端であったが、ウォーカーがスーツケースをこじ開けたことから、手がかりが見つかり、謎の美女ミシェルに行き着く。どうやら、ミシェルが事件のカギを握っているようだ。しかしこの後もウォーカーのあたふたぶりは変わらず、最後は妻を救出することに成功するが、ミシェルは命を落としてしまう。いつものフォードなら、さっさと悪人をやっつけてすべて解決するんだけどなぁ。

71asngzkl_sl1090_

2017年1月20日 (金)

コーン星雲

 いっかくじゅう座の散光星雲コーン星雲は、円錐(コーン)の形をしていることからこの名で呼ばれているが、クリスマスツリー星団と呼ばれる散開星団もくっついた複合的な星雲星団だ。この写真の真ん中ちょっと上の明るい部分をよく見ると、クリスマスツリーに見えると思うが、どうだろうか。コーン星雲もオリオン座大星雲と同じく星形成が進むHⅡ領域で、電離された水素に特有の赤い波長の光を放っている。
2016年12月25日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒

Img_1395

2017年1月19日 (木)

カプリコン・1

 1977年の映画「カプリコン・1」は、NASA陰謀論をテーマにしたフィクションだ。人類初の有人火星探査機カプリコン・1は、打ち上げ直前に生命維持装置の致命的欠陥が明らかになったため、極秘のうちに3人のクルーを降ろし、無人のまま打ち上げられた。3人は砂漠の真ん中にある軍の古い基地に連れて行かれたが、ここには火星の地表と着陸船のセットが用意されていた。NASA高官は、計画を中止すると予算が大幅に削減されるおそれがあると考え、大芝居を打とうとしたのだ。家族を人質に取られたクルーは渋々命令に従い、火星着陸の演技もうまくいくが、本物のカプリコン・1が地球帰還時に破壊され、NASAはクルーは全員死亡したと発表せざるを得なくなった。こうなると当然、3人のクルーは消されるしかないだろう。というわけで、必死の逃走劇が始まる。2人は捕らえられ、最後の1人も捕らえられそうになるが、計画に疑問を抱いていた新聞記者の助けもあって、自らの葬儀の最中に「帰還」を果たすのだった。ちなみに、Capricornとはやぎ座のことで、かつて冬至点がやぎ座にあったことから、南回帰線はTropic of Capricornという。

517caqy5qbl

2017年1月18日 (水)

バラ星雲

 冬の王者オリオン座の隣にいっかくじゅう座という地味な星座があるが、ここは天の川の中にあることから、天文ファンに人気の華やかな星雲がある。その一つがバラ星雲で、写真のとおり赤いバラそっくりの形をしている。バラ星雲の中心には散開星団NGC2244もあって、バラの花にいっそうの輝きを加えている。
2016年12月31日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出180秒×4枚コンポジット

Img_14381441_2

2017年1月17日 (火)

日高山脈

 日高山脈は日高地方と十勝地方を分断する140㎞にも及ぶ山脈だが、今から1300万年前、北米プレートとユーラシアプレートとの衝突によって形成されたと考えられている。その際、西側のユーラシアプレートに対し東側の北米プレートがめくれ上がるように衝突したので、十勝側は急に盛り上がっているのに対し日高側は尾根が長くなっている。したがって、日高側から見ると手前にたくさんの山があって、主稜線は意外とよく見えない。新冠温泉からはたぶん幌尻岳の方向が見えているのだと思うが、どれがどの山なのか、よくわからない。

Dscn0054

2017年1月16日 (月)

ぎょしゃ座の散開星団M38

 ぎょしゃ座の3つの散開星団のうち、M38はちょっと暗いが大きく広がっている星団だ。M36とM38はすぐそばにあるので、ミニボーグでも同じ構図に収めることができる。また、近くにはまがたま星雲と呼ばれる散光星雲もあり、100㎜程度の望遠レンズならM37ともども同じ構図に収めることができる。
2016年12月31日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出180秒

Img_1429

2017年1月15日 (日)

樽前山

 樽前山は支笏湖の南にある活火山だ。支笏湖はカルデラ湖で、樽前山は9000年前にできたカルデラ火山だと考えられている。山頂にある溶岩ドームは1909年の噴火で形成されたもので、非常に特徴的な形をしている。江戸時代に2度の大噴火が記録されているほか、最近でも地震や地殻変動が頻繁に起きている。1667年の大噴火では、道東にまで降灰が達したそうだ。

Dscn0049

2017年1月14日 (土)

ぎょしゃ座の散開星団M37

 ぎょしゃ座の3つの散開星団のうち、M37は最も見栄えがする星団で、星の数は500個以上もあるという。M36とM38がぎょしゃ座の五角形の中にあるのに対し、M37は五角形のすぐ外にある。M36・M37・M38は双眼鏡でもよく見えるので、双眼鏡があればぎょしゃ座の五角形に向けてみるといいだろう。
2016年12月31日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出180秒

Img_1425

2017年1月13日 (金)

洞爺湖

 洞爺湖は北海道を代表する湖の一つで、周辺は洞爺湖有珠山ジオパークとして世界ジオパークに登録されている。洞爺湖は14万年前に形成されたカルデラにできたカルデラ湖で、真ん中には5万年前の噴火でできた中島がある。周辺には有珠山や昭和新山があり、現在もたびたび噴火を繰り返しているホットな場所であることから、温泉街が形成され、一大観光地となっている。

Dscn0043

2017年1月12日 (木)

ぎょしゃ座の散開星団M36

 ぎょしゃ座は冬の天の川の中にあって、M36、M37、M38という3つの散開星団や散光星雲があるなど、なかなかにぎやかな星座だ。散開星団M36はその中では最も小さいが、明るい星がけっこう多い。地球からの距離はいずれも4000光年あまりで、この3つの星団は見かけ上だけではなく、実際にも近くにあるようだ。
2016年12月31日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出180秒

Img_1427

2017年1月11日 (水)

昭和新山熊牧場

 有珠山ロープウェイ山麓駅のすぐ近くにある昭和新山熊牧場は、100頭のクマがいるクマのテーマパークだ。エサを持った人間を見つけると、立ち上がって手招きするクマもいたりして、けっこう愛嬌があるように見えるが、これを見てクマってかわい〜なんて思ってはいけない。人間が手に持っているエサをねだっているのではなく、人間そのものを食べようと狙っているかもしれないのだ。あな恐ろしや。天文ファンとクマは同じ夜行性で、特に北海道の天文ファンにとって最大の脅威はヒグマだ。ぼくも常にヒグマを警戒しながら天体写真を撮影しているが、簡素な建物でもあれば安心なので、そろそろ個人天文台を建てようかと考えているところだ。

Dscn0015

2017年1月10日 (火)

モンキー星雲

 オリオン座のモンキー星雲は、ふたご座の散開星団M35の近くにある散光星雲だ。肉眼では見えないが、写真写りはよく、猿の横顔に似た形をしているのがわかる。われわれの銀河系は棒渦巻銀河という形をしていて、中心のバルジと呼ばれる部分から何本かの渦状腕が伸びているが、オリオン座の方向にはオリオン腕があり、活発に星を形成する領域がある。モンキー星雲もそのような星形成領域の一つだ。
2016年12月25日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒

Img_1390

2017年1月 9日 (月)

昭和新山

 昭和新山は有珠山のすぐ隣にある活火山だ。もともとは平らな農地だったが、1944〜1945年にかけて噴火し、溶岩ドームができあがった。今も水蒸気が上がっていて、山肌はいかにも熱そうだ。戦争中だったので報道はされなかったようだが、三松正夫という地元の郵便局長が詳細な観測記録を残していて、記念館も建っている。

Dscn0006

2017年1月 8日 (日)

カシオペア座の散光星雲IC1848

 カシオペア座の散光星雲IC1805のすぐ隣には、同じように赤く輝く散光星雲IC1848がある。露出時間180秒で撮影したので、あまりよく写ってないが、もっと露出時間をかけると胎児のような形をしているのがわかる。また今度、じっくりと時間をかけて撮影したい。
2016年12月31日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出180秒

Img_1417

2017年1月 7日 (土)

有珠山

 有珠山は今もときどき噴火を繰り返す活火山で、周辺は洞爺湖有珠山ジオパークとして世界ジオパークに登録されている。最近では2000年に小規模な噴火があったが、民家のすぐそばで噴火したので、大変な騒ぎとなった。1977〜1978年の噴火はもうちょっと規模が大きく、日高地方にも火山灰が降った。ロープウェイで山頂まで行けるので、大迫力のパノラマを楽しめるだろう。

Dscn0019

2017年1月 6日 (金)

カシオペア座の散光星雲IC1805

 カシオペア座は、おおぐま座の北斗七星とともに、天体写真撮影には重要な星座だ。赤道儀を使う場合、北極星を利用して極軸合わせを行うが、北極星はカシオペア座か北斗七星からたどっていくのだ。しかし、カシオペア座を北極星探しのためだけに見るのはもったいない。カシオペア座は天の川の中にあるため、キラリと光る星雲星団があるのだ。散光星雲IC1805は、肉眼では見えないが、写真撮影すると赤いハート型をしているのがわかる。すぐ隣にもIC1848という散光星雲があるが、ミニボーグだとちょっとはみ出してしまう。
2016年12月28日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒

Img_1411

2017年1月 5日 (木)

羊蹄山

 羊蹄山(ようていざん)はかつて後方羊蹄山(しりべしやま)と呼ばれ、その形から蝦夷富士とも称される標高1898mの山だ。気象庁が認定した活火山だが、最新の噴火は2500年前とされていて、現在は噴気活動はない。洞爺湖からもその姿はよく見えるが、この日はガスがかかっていた。ニセコにスキーに行くと、羊蹄山のながめがすばらしい(もう四半世紀も行ってないが)。

Dscn0046

2017年1月 4日 (水)

オリオン座の散光星雲M78

 18世紀のフランスの天文学者シャルル・メシエは、彗星と見間違いやすい星雲星団銀河のカタログをつくったが、今日ではこれはメシエカタログと呼ばれている。メシエカタログにリストアップされた天体は100ちょっとあり、M31とかM42などとナンバーが振られている。冬の王者オリオン座には超有名なオリオン座大星雲M42があるが、M78も別の意味で有名な散光星雲だ。そう、ウルトラマンの故郷がM78星雲なのだ。実際のM78は写真のような感じで、いまいち地味だ。すぐ近くにオリオン座大星雲をはじめとする豪華な星雲星団があるため、余計にそう見えるのかもしれない。
2016年12月25日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒

Img_1392

2017年1月 3日 (火)

カリフォルニア星雲

 ペルセウス座のカリフォルニア星雲は、肉眼では見ることができないが、写真撮影すると赤く輝くその姿を撮ることができる。カリフォルニア星雲はオリオン座大星雲などと同じ散光星雲で、水素分子雲の中から誕生した恒星によって電離された水素のガス雲(HⅡ領域)が輝いているものだ。HⅡ領域は特有の赤い光を発するので、天文ファンの中には、デジタル一眼レフカメラを改造して赤い光がよく写るようにしている人もいる。ぼくが使っているキャノンEOS60Daは、天体写真専用に製造されたキャノン純正のカメラだが、いまはもう製造していない。
2016年12月31日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出180秒×4枚コンポジット

Img_14211424

2017年1月 2日 (月)

オリオン座大星雲

 冬の星空の王者オリオン座は、天文ファンにとって大人気の星座だが、学術的にもとても興味深い星座だ。ベテルギウスとリゲルという1等星があり、そのうちベテルギウスは(天文学的なタイムスケールで)近いうちに超新星爆発を起こす可能性がある。また、オリオンのベルトにある三つ星のすぐ下には、星のゆりかごとも言えるオリオン座大星雲があり、誕生後間もない恒星がたくさん発見されている。どうやら、オリオン座の星々の多くは、同じ巨大分子雲から誕生したらしい。オリオン座大星雲は、天文ファンならみな真っ先に撮影する天体で、標準レンズから望遠レンズまでよく写ってくれる。星雲星団銀河のクローズアップ写真の場合、同じ構図で何枚か撮影してコンポジットという作業をするとノイズの少ないきれいな写真になる。
2016年12月31日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出180秒×4枚コンポジット

Img_14341437

2017年1月 1日 (日)

JR日高本線

 JR日高本線は、一昨年1月に発生した高波による被害のため、鵡川駅〜様似駅間がバス代行となり、現在は苫小牧駅〜鵡川駅間のみの運行となっている。JR北海道としては、このまま廃止にしたいということで、現在地元自治体との協議が行われている。子どもの頃からときどき乗っていたので、なくなるのは残念だが、そもそもJR北海道じたい民間企業として生き残ることができるのだろうか。

Img_0560

« 2016年12月 | トップページ | 2017年2月 »