ふくろう星雲とおおぐま座の銀河M108
おおぐま座の惑星状星雲M97は、その形からふくろう星雲と呼ばれている。この写真の下の方にある丸く青い星雲だが、拡大するとふくろうの顔に見えると思う。惑星状星雲は太陽程度の恒星が最後にガスを放出したもので、銀河系の中にある。一方で、ふくろう星雲の近くに見えるM108は、銀河系の外にある渦巻銀河(真横から見ているので渦巻模様はいまいちわからないが)だ。もちろん、M108銀河は、地球から1800光年離れたふくろう星雲よりもはるか彼方にあるのだが、たまたま同じ方向に見えるということで、いつも一緒に撮影されることが多い。
2016年12月25日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒
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