ふくろう星雲とおおぐま座の銀河M108
おおぐま座の惑星状星雲M97は、その形からふくろう星雲と呼ばれている。この写真の下の方にある丸く青い星雲だが、拡大するとふくろうの顔に見えると思う。惑星状星雲は太陽程度の恒星が最後にガスを放出したもので、銀河系の中にある。一方で、ふくろう星雲の近くに見えるM108は、銀河系の外にある渦巻銀河(真横から見ているので渦巻模様はいまいちわからないが)だ。もちろん、M108銀河は、地球から1800光年離れたふくろう星雲よりもはるか彼方にあるのだが、たまたま同じ方向に見えるということで、いつも一緒に撮影されることが多い。
2016年12月25日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒
« ラストミッション | トップページ | チャイナタウン »
「天体写真、天文学、科学」カテゴリの記事
- Vaonisスマート天体観測ステーションVespera(2023.03.20)
- 金星食(2023.03.19)
- 二十四節気・春分(2023.03.18)
- 国際宇宙ステーションとオリオン座(2023.03.17)
- ステラナビゲータ(2023.03.16)
コメント