おうし座のかに星雲は、フランスの天文学者シャルル・メシエがつくった星雲星団銀河カタログの栄えある1番にリストアップされている、超新星残骸の星雲だ。中国の記録や藤原定家の日記などから、1056年に現れた超新星がこれではないかと考えられている。恒星の寿命は質量によって決まり、太陽の8倍以上の質量の星は、超新星爆発を起こしてハデな最期を飾る。かに星雲の中心には規則的なパルスを発するパルサーがあり、その正体は、中性子でできている超高密度の中性子星だ。
2016年12月25日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒
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