フェイク
FBI捜査官ジョー・ピストーネは、ドニー・ブラスコという偽名で6年間もマフィアに潜入し、マフィアの大量摘発に貢献した人物だが、ピストーネの手記を映画化したのが、アル・パチーノとジョニー・デップ主演の映画「フェイク」だ。ピストーネ(デップ)はマフィアに潜入するため、ワイズガイ(構成員)の1人レフティー(パチーノ)に接近する。うまくレフティーに気に入られたピストーネはドニー・ブラスコと名乗り、レフティーとともに活動していく中で、ワイズガイとして存在感を増していく。しかし、家庭を抱えるピストーネのストレスは次第に耐え難いものとなり、レフティーへの友情と任務との間で激しく葛藤するようになってしまう。ドニーとしてのピストーネの任務が終わるとき、2人の関係も終焉を迎えるのだった。映画「ゴッドファーザー」で冷酷なドン マイケル・コルレオーネを演じたパチーノだが、本作で演じたレフティーはちょっとうだつの上がらない、しかし根は善人のマフィアだ。そんなレフティーだったからこそ、ピストーネも情が移ってしまったんだろう。
« 内裏塚古墳群⑧ 稲荷山古墳 | トップページ | 東京都埋蔵文化財センター »
「音楽、映画、読書」カテゴリの記事
- スタートレック:ピカード(2023.02.01)
- MI-5 英国機密諜報部(2023.01.30)
- レミニセンス(2023.01.23)
- ディア・ハンター(2023.01.14)
- ファウンデーション(2023.01.07)
コメント