バニラ・スカイ
トム・クルーズ主演の映画「バニラ・スカイ」は、夢なのか現実なのかわからないシーンが続く物語だ。ニューヨークの大手出版社を父から引き継いだデイヴィッドは、大富豪のプレイボーイだ。デイビッドにはジュリー(キャメロン・ディアス)という彼女もいるが、ある日、自分の誕生パーティーに来てくれた親友の友人ソフィア(ペネロペ・クルス)に心を奪われてしまう。嫉妬したジュリーはデイビッドをクルマに乗せ、無理心中を図るが、デイビッドは何とか助かった。しかし、ハンサムだった顔はケガで見るも無惨な醜い姿となり、順風満帆だったデイビッドの人生は暗転していく。ここから先は、夢だと思ったら現実だったり、現実だと思ったら夢だったりで、夢と現実の区別がなかなかつかないシーンが続いていく。それもそのはず、デイヴィッドは150年間も仮死状態で冷凍保存されていたのだ。150年ぶりにめざめたデイヴィッドは、現実の世界に戻っていくが、現実の世界というのはもちろん甘いものとは限らない。夢の世界にいる方がいいかもしれないのだ。
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