われらが背きし者
イギリスの作家ジョン・ル・カレ原作、ユアン・マクレガー主演の映画「われらが背きし者」は、平凡な大学教授とその妻が組織を裏切ったロシア・マフィアの危険な亡命劇に巻き込まれていくスパイ映画だ。ロンドン大学教授ペリー(マクレガー)とその妻ゲイル(ナオミ・ハリス)はモロッコに休暇に出かけるが、ペリーはレストランで知り合ったロシア・マフィアのディマ(ステラン・スカルスガルド)から、組織のマネー・ロンダリング情報が入ったUSBメモリーをMI6に渡してほしいと頼まれる。突然の依頼に戸惑う2人だったが、ディマと家族の命が狙われていると知り、仕方なく引き受けることにした。ペリーはMI6のヘクター(ダミアン・ルイス)にわけを話すが、ヘクターは、かつてMI6を裏切った政治家への復讐に燃えていた。というわけで、ハデなアクションシーンはないが、見応えのある展開が続く。人気ドラマ「SHERLOCK」シリーズでマイクロフト・ホームズを演じるマーク・ゲイティスもMI6幹部役で登場、MI6内部の複雑な事情を垣間見せている。
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