コードネーム U.N.C.L.E.
スパイ映画はやはり東西冷戦時代がおもしろい。テロリストがいくらがんばっても、アメリカとソ連という超大国が真っ向からぶつかる話にはかなわないのだ。1960年代に大人気となったアメリカのテレビドラマ「0011ナポレオン・ソロ」は、そのアメリカとソ連の凄腕スパイが組んで国際的犯罪組織と戦う物語だが、これをスーパーマン俳優ヘンリー・カヴィル主演で映画化したのが「コードネーム U.N.C.L.E.」だ。カヴィルは純粋で正義感あふれるクラーク・ケントとは真逆の、キザで女ったらしで元大泥棒のCIAスパイ ナポレオン・ソロをちょっとコミカルに演じている。ソロはまったく性格の違うKGBの凄腕スパイ イリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)と組まされ、ときどき衝突しながらテロリストを追うが、だんだん息の合ったコンビになっていく。最後はお互いに相手を消せという指令を本国から受けるが、ソロの機転で間一髪任務遂行を思い止まった2人は、国際機関U.N.C.L.E.のメンバーとして新たなミッションを命じられるのだった。
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