アポロ13
アメリカのアポロ計画は、ニール・アームストロング船長率いるアポロ11号が人類初の月面着陸を成功させるなど、偉大な成果を挙げたが、一方では3人の宇宙飛行士の命を奪ったアポロ1号のように悲劇的な結果をもたらしたものもあった。中でもアポロ13号は、打ち上げ後まもなく酸素タンクの爆発に見舞われ、月面着陸が不可能になったばかりか、3人の宇宙飛行士が地球に生還できるかどうかもわからないという危機に直面した。トム・ハンクス主演の映画「アポロ13」は、アポロ13号が無事地球に生還するまでを描いた物語だ。本作は1995年の制作だが、映像はなかなかすばらしい。宇宙船の中の無重量状態は、ワイヤーを使って地上で撮影したものではなく、訓練用の航空機の中で撮影したそうで、どうりでリアルなわけだ。無重量状態は自由落下するエレベーターの中などで人工的に作り出すことができるが、アルベルト・アインシュタインはこの問題を突き詰めることによって一般相対性理論を完成させた。
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