日高本線の駅⑯ 新冠(にいかっぷ)駅
JR北海道の日高本線は2015年1月に起きた土砂災害から今なお復旧していない。現在運行しているのは苫小牧駅ー鵡川駅間のみで、鵡川駅ー様似駅間は代行バスが運行している。以前、このブログに様似駅から静内駅までを書いたことがあるが、今回はその続きで新冠駅から苫小牧駅までを書こう。新冠駅はハイセイコーで有名な新冠町にある駅で、無人駅だが、割ときれいな駅舎がある。苫小牧に向かって発車するとすぐトンネルをくぐるが、このトンネルがある山は判官館(はんがんだて)といって、その名のとおり源義経伝説が残る山だ。通常は水平な地層が垂直になっているという、地質学的に興味深い山でもある。トンネルのあたりは海岸線ギリギリを走っていて、車窓からの眺めもいい。国道235号線は判官館を迂回して線路とは反対側をぐるっと回っているので、この眺めは日高本線でしか楽しめない。
※2016年9月5日写真差し替え
« 自動導入ソフト③ SkySafari | トップページ | 日高本線の駅⑰ 節婦(せっぷ)駅 »
「バイク、旅」カテゴリの記事
- 二十間道路の桜①(2022.04.30)
- 桜の季節(2022.04.13)
- 国立劇場の桜②(2022.03.24)
- 国立劇場の桜①(2022.03.23)
- 上野公園のカンヒザクラ(2022.03.21)
コメント