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2016年6月

2016年6月30日 (木)

ハリー・ポッターと秘密の部屋

 映画「ハリー・ポッター」シリーズ第2作「ハリー・ポッターと秘密の部屋」は、ホグワーツ魔法魔術学校2年生となったハリーたちの冒険を描いた作品だ。ハリーの両親を殺した闇の魔法使いヴォルデモートは、ハリーを殺そうとした魔法がはね返り、自らの肉体を失ってしまったが、魂は生き残っていた。ヴォルデモートは、自らの肉体を復活させるため、前作で「賢者の石」を手に入れようとしたが失敗、本作では「秘密の部屋」にロンの妹ジニーをさらい、ジニーを生け贄にして復活しようとたくらむ。ヴォルデモートは、かつてはトム・マールヴォロ・リドルという名前の才能豊かな魔法使いだったが、子どもの頃から邪悪な性格だった。ヴォルデモートが肉体を失いながらも魂が生き残ったのは、あらかじめ自らの魂の一部をいくつかのホークラックス(分霊箱)に隠してあったためで、シリーズが進むにつれこのホークラックスが重要な鍵となっていく。ダンブルドア校長を演じたリチャード・ハリスは本作の撮影後に死去、以後マイケル・ガンボンがダンブルドア校長を演じることになる。

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2016年6月29日 (水)

ハリー・ポッターと賢者の石

 イギリスの作家J・K・ローリング原作の「ハリー・ポッター」シリーズは、007や「スター・ウォーズ」シリーズをも超える興行収入を得た大ヒット作だが、その秘密はやはりファンタジーの王道とも言える壮大な世界観と実に緻密な物語・人物設定だろうか。ローリングは第1巻を書き上げる前に全7巻のプロットを考え終わっていたそうで、その創造力には敬意を表するしかない。映画第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」は、両親を殺されたハリー(ダニエル・ラドクリフ)が親戚のダーズリー家に引き取られ、一家にいじめられる毎日を送っていたところに、ホグワーツ魔法魔術学校から入学許可証が届くところから物語が始まる。ダーズリー家はハリーをホグワーツに入学させることを頑なに阻止しようとするが、自らの生い立ちを知ったハリーは、魔法使いになることを決意するのだった。ハリーは行きの機関車の中でロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)やハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)と仲良くなるが、ホグワーツに入学した3人を待っていたのは、アルバス・ダンブルドア校長(リチャード・ハリス)ら教授陣と、闇の魔法使いたちだった。さあ、いよいよ冒険の始まりだ。

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2016年6月28日 (火)

PoleMaster

 天体写真撮影で赤道儀を使うには、極軸合わせという作業をやらなければならない。地球の自転スピードは思ったより速いので、これに合わせて極軸を回転させないと、星が点像に写らないのだ。最近の赤道儀は極軸内に望遠鏡が内蔵されているので、これを使えばまあまあ簡単に極軸合わせができる。しかし、星雲星団銀河のクローズアップ写真を撮るときは、焦点距離の長いレンズや望遠鏡を使うので、極軸合わせはかなりシビアにやらなければならない。ぼくなんか老眼が進んでいるので、これがけっこう大変だ。ところが最近、天文ハウスTOMITAとQHYCCDという海外メーカーが、PoleMasterという電子極軸望遠鏡カメラを開発・販売していることを知った。これはPCで専用ソフトを使って極軸を合わせるもので、高い精度で極軸を合わせることができるという。早速導入を考えたが、タカハシ スペースボーイ赤道儀用のアダプターはないという。何とも残念だ。まあこれが必要になるくらい長いレンズを使うには、もっと大きな赤道儀が必要だということだろうが。

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2016年6月27日 (月)

Instagram(インスタグラム)

 最近流行のInstagram(インスタグラム)を使ってみることにした。スマホでの使用に特化しているので、Macでは使いづらそうだが、これも時代の流れか。アドレスはこちら。https://www.instagram.com/yoshirohoshino/

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2016年6月26日 (日)

ファインマン語録

 アメリカの物理学者リチャード・ファインマンが死去して四半世紀が過ぎたが、ファインマン人気はまだまだ健在のようで、ときどき関連本が刊行されている。最新刊「ファインマン語録」は、ファインマンが残した1000近くの言葉を収録したものだが、編者のミシェル・ファインマンは、名前から推測できるように、リチャード・ファインマンの娘だ。ファインマンの業績は数多く、特に量子電磁力学や経路積分、ファインマン・ダイアグラム、さらにはカリフォルニア工科大学での講義を教科書にした「ファインマン物理学」といったところが有名だが、何よりもその研究スタイルが独特だった。とにかく、すでに確立した理論であっても、自分で一からそれを作り直さなければ気がすまなかったのだ。このことは、「ぼくは自分で創りあげられないものは、理解できない」という言葉にも表れている。ファインマンは「天文学史上最も驚異的な発見は、星も地球も同じ種類の原子からなっているということである」とも述べているが、さらに驚異的なのは、われわれの体も同じ種類の原子からなっていることだと思う。

 

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2016年6月25日 (土)

テイラー・オブ・パナマ

 イギリスの作家ジョン・ル・カレ原作の小説「パナマの仕立屋」を映画化した「テイラー・オブ・パナマ」は、007シリーズと同じくピアース・ブロスナンがMI6の諜報員を演じるが、ちょっと詐欺師っぽい役回りだ。素行不良でパナマ大使館に左遷されたアンディ・オズナード(ブロスナン)は、イギリス人のテイラー ハリー・ペンデル(ジェフリー・ラッシュ)を情報提供者に仕立てようとする。ハリーは多くの有力者を顧客に抱える一方で、本国では前科者、しかも多額の借金を背負うという弱みがあった。早く手柄を立てたいアンディは、ハリーを責め立て、本国が喜びそうな情報を引き出すよう迫る。そんなこんなで話はどんどん大きくなり、ついにはアメリカも巻き込んだ大騒動へと発展していく。パナマは小国ながらパナマ運河を有し、アメリカにとっても重要な国だったため、たびたび大事件が発生している。最近もパナマ文書で世界をにぎわせたばかりだ。ハリーの幼い息子を演じるのは、この後ハリー・ポッターを演じることになるダニエル・ラドクリフで、本作が映画デビューとなった。

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2016年6月24日 (金)

大塚古墳(埼玉県皆野町)

 埼玉県皆野町の荒川近くの段丘にある大塚古墳は、直径30m、高さ6mの円墳で、秩父地方の古墳の中では大規模なものだ。石室にはもちろんこの地域の岩石が使われている。江戸時代にはすでに石室が開いてたそうで、内部を見ることができるが、何もないようだ。大塚古墳が築造されたのは7世紀前半ということだが、それから約1世紀の後、日本の歴史上重要なできごとがこのあたりであった。708年に銅が発見され、朝廷に献上されたのだ。朝廷は大いに喜び、年号を「和銅」と改元、日本最初の貨幣「和同開珎」を発行することになった。日本地質学発祥の地は、日本通貨発祥の地でもある。

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2016年6月23日 (木)

ジオパーク秩父⑦

 埼玉県皆野町の荒川にかかる栗谷瀬橋の一帯には、蛇紋岩(じゃもんがん)と呼ばれる岩石が露出している。岩石の表面に蛇のような紋様が見られることから、このような名前がついた。蛇紋岩は、マントルを構成するかんらん岩が水と反応してできたものだ。かんらん岩は変成作用を受けやすく、そのまま地表に露出するのは珍しい。その世界的にも珍しい場所が北海道様似町のアポイ岳だ。

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2016年6月22日 (水)

ジオパーク秩父⑥

 埼玉県長瀞町から国道140号を皆野町に入ってすぐ、荒川にかかる親鼻橋周辺には、紅簾石片岩(こうれんせきへんがん)の見事な露頭がある。これは変成岩の一種である結晶片岩で、主要成分の紅簾石はマンガンを多く含む。ここにも2つのポットホールがあるので、この岩はかつて荒川の河床にあったのがわかる。ジオパーク秩父の見どころ(ジオサイト)は、ここからさらに秩父市の方に向かっていくつも点在していて、1日で全部回るのは難しそうだ。

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2016年6月21日 (火)

ジオパーク秩父⑤

 埼玉県長瀞町の埼玉県立自然の博物館の玄関前には、褶曲作用を受けた岩石が展示されている。地層は基本的には下から上に向かって堆積し(地層累重の法則)、きれいな層状になるが、横の方向から大きな力が加わると、褶曲(しゅうきょく)といって曲がりくねるように変形する。このあたりで見られるものはほとんどが相似褶曲と呼ばれるもので、もともと層状だった地層が波状に変形している。ほかにも、折りたたみ褶曲と平行褶曲を受けた岩石のあわせて計3つの岩石がある。

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2016年6月20日 (月)

ジオパーク秩父④

 埼玉県長瀞町の埼玉県立自然の博物館の近くの荒川には、虎岩と呼ばれる岩石がある。これは変成岩である結晶片岩の一種だが、茶褐色の岩や白色の岩が層状になり、地殻変動の影響で曲がりくねって虎の毛皮の模様に見えることから、そのように呼ばれている。地層は基本的には下から上に向かって堆積し(地層累重の法則)、きれいな層状になるが、横の方向から大きな力が加わると、褶曲(しゅうきょく)といって曲がりくねるように変形する。虎岩も地下から隆起してきた後にこのようになったのだろう。

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2016年6月19日 (日)

ジオパーク秩父③

 埼玉県長瀞渓谷の岩畳の対岸は、荒川の侵食によって急な崖になっていて、「三国志」の舞台ともなった中国・長江の赤壁(せきへき、レッドクリフ)の名前を取って、秩父赤壁と呼ばれている。地層の中に赤い部分があれば、そこには鉄があることが多い。地球の構造は地表、地殻、マントル、核に分かれているが、核の主要成分は鉄とニッケルだと考えられていて、地球にはたくさんの鉄がある。これらの鉄は、もともとは恒星内部で核融合によってつくられたものだ。これが超新星爆発などによって宇宙にばらまかれ、地球の材料になった。もちろん、われわれの体もこうしてできた原子からできている。

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2016年6月18日 (土)

ジオパーク秩父②

 埼玉県長瀞渓谷の岩畳をよく見ると、円形の穴が見つかる。これはかつて岩畳が荒川の河床にあったとき、このあたりが渦流になっていて、石が回転して岩畳を削ってできたものだ。甌穴(おおうけつ)とかポットホールと呼ばれている。水の流れは、長い時間をかければ大きく地形を変えてしまう。これを侵食(浸食とも)というが、あの雄大なグランドキャニオンも、コロラド川の侵食によってできたのだ。

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2016年6月17日 (金)

ジオパーク秩父①

 埼玉県秩父地方は「日本地質学発祥の地」と呼ばれ、明治時代から近代地質学研究の拠点となってきた。この一帯はジオパーク秩父と呼ばれ、ジオサイトという見どころがたくさんある。まずは荒川のライン下りやラフティングでも人気の長瀞渓谷の岩畳だが、これはジュラ紀に海洋底に堆積した火山噴出物や泥、砂が、白亜紀頃に地下20〜30㎞の深部で変成作用を受けて結晶片岩(けっしょうへんがん)となり、その後隆起して地表に露出したものだ。この結晶片岩は関東山地から九州東部までの中央構造線の南側に広く分布していて、秩父からも近い群馬県藤岡市の三波川(さんぱがわ)の名前を取って、三波川変成帯と呼ばれている。

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2016年6月16日 (木)

デューン/砂の惑星

 フランク・ハーバートの古典的SF小説「デューン/砂の惑星」を初めて映像化したのがデヴィッド・リンチ監督の1984年の映画「デューン/砂の惑星」だ。惑星アラキスは別名デューンとも呼ばれる砂漠の惑星だが、ここは抗老化作用を持つ香料メランジを産出する宇宙で唯一の星だった。このメランジをめぐって、宇宙帝国の皇帝や有力公家であるアトレイデス家、ハルコネン家らが戦いを繰り広げる。アトレイデス家は、皇帝とハルコネン家の謀略によってレト侯爵を失い、砂漠に追われるが、息子のポールはさまざまな危機を乗り越えて宿敵ハルコネン家を倒す。アラキスの砂漠には全長数百mもある巨大なサンドワームが生息していて、なかなかの迫力だ。アトレイデス家の重臣には「新スタートレック」のピカード船長を演じたパトリック・スチュワートがいるが、この頃からもう髪の毛は乏しい。まったく独特の世界観なので、一般受けしないだろうなぁという映画だ。

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2016年6月15日 (水)

オデッセイ

 現在、火星が2年2ヶ月ぶりに地球に最接近している。火星には1970年代から探査機が送り込まれていて、中でも1976年にバイキング1号&2号が撮影した画像は、当時小学生だったぼくもよく覚えている。リドリー・スコット監督、マット・デイモン主演の映画「オデッセイ」は、この火星が舞台だ。NASAの有人火星探査ミッション「アレス3」のクルーは、無事火星に到達し、地表で探査を開始するが、大規模な砂嵐に襲われ、撤収を余儀なくされる。そのさなか、クルーの1人マーク・ワトニー(デイモン)は負傷して気を失い、他のクルーはワトニーが死亡したと判断、ワトニーは火星に一人取り残されてしまう。地球との交信手段もなく、食料も酸素も水も限りがある中、ワトニーは科学を武器に生き延びる決心を固め、実行に移すのだった。有人火星探査は実際にNASAも計画しているし、つい最近もアメリカの民間企業スペースXが2024年に有人宇宙船を送る方針を明らかにしたが、当然のことながら宇宙飛行士の生存に必要なものをどうやって確保するかという難しい問題がある。本作では、もともと植物学者であるワトニーが基地内でじゃがいもの栽培に成功するが、その決め手はクルーのう○こだ。これこそまさに究極の食品リサイクル!

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2016年6月14日 (火)

寒い国から帰ったスパイ

 イギリスの作家ジョン・ル・カレ原作の小説「寒い国から帰ってきたスパイ」は、東西冷戦真っ盛りの東ドイツを舞台に、イギリス秘密情報部(MI6)と東ドイツ情報部が二重スパイをめぐる狐と狸の化かし合いを繰り広げる傑作スパイ小説だ。本作は1965年、「寒い国から帰ったスパイ」としてリチャード・バートン主演で映画化されているが、モノクロ映画ということもあって、いかにも冷戦期という雰囲気が味わえる。MI6のトップである管理官(コントロール)とジョージ・スマイリーは、同じル・カレ原作の「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」(映画「裏切りのサーカス」原作)にもそのまま登場するが、今回はMI6のベルリンの責任者アレック・リーマスが主人公だ。リーマスはコントロールから密命を受け、東ドイツ情報部の幹部であるムントを失脚させようとするが、ムントの逆襲によりリーマスの作戦は失敗に終わる。と思ったら、リーマスの作戦失敗も計画の一部だった。まあスパイの世界というのは非情なもので、この世界にどっぷりつかっていたリーマスもそれはわかっていたはずだが、最後の最後でそんな人生から逃れたくなったのだろうか。この頃すでに映画007シリーズでMI6のMを演じていたバーナード・リーが、リーマスに殴られる気の毒な商店主役で出演しているが、もっといい役を演じさせればよかったのに。

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2016年6月13日 (月)

エージェント:ライアン

 トム・クランシー原作のCIAエージェント「ジャック・ライアン」シリーズは、これまでに5度映画化され、ハリソン・フォードらがライアンを演じている。最新作「エージェント:ライアン」は、ライアンが海兵隊退役後CIAエージェントになり、ロシアの実業家による大規模テロ計画を阻止するというストーリーだ。ライアンを演じるのは「スター・トレック」のカーク船長役クリス・パインで、ケヴィン・コスナーがCIA高官ウィリアム・ハーパー役で出演している。ライアンは表向きはウォール街の投資銀行に籍を置き、テロ資金の動きを見張る情報分析アナリストなのだが、テロ計画を察知したことにより、モスクワに送り込まれる。しかも、出迎えの男にいきなり殺されそうになるが、海兵隊出身ということで、何とか敵を撃退する。ハーパーもライアンをただの机上のアナリストではなく、現場で使える人間だと見ていたのだろう。それにしても、IT技術を駆使して、必要な情報は何でも瞬時に引き出す現代のCIAはすごい。サイフも簡単にスっちゃうし。

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2016年6月12日 (日)

J・エドガー

 ジョン・エドガー・フーバーは、半世紀近くにわたってFBI長官を務め、犯罪捜査の基礎を築いた一方で、政治家のスキャンダルを握り、ときにアメリカ大統領さえも恫喝するような強大な権力を持っていた。このフーバーの人生を映画化したのがクリント・イーストウッド監督、レオナルド・ディカプリオ主演の「J・エドガー」だ。フーバーの私生活は謎が多く、性格や趣味も特異なものがあったそうだが、本作ではそういったことにも触れられている。実際にどこまでが真実なのかはわからないが、多くのアメリカ人がフーバーをこのような人物だと見ているということだろうか。ストーリーは過去と現代(フーバーの晩年)を行ったり来たりするが、映画「パブリック・エネミーズ」の主人公ジョン・デリンジャーのデスマスクが映ったり、リンドバーグ愛児誘拐事件やマッカーシズム、公民権運動の話も出てくるなど、アメリカの当時の世相を知る上でも興味深い。

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2016年6月11日 (土)

Apple TV

 Apple TVは2006年に登場したセットトップボックスという機器で、これを使うとiTunesのビデオをテレビで観ることができる。iTunes Storeでは映画のレンタルもやっているので、レンタルショップに行かなくてもネットで映画をレンタルしてテレビで観ることができるということだ。これは大変便利で、Apple TVを買ってからレンタルショップに行くことがなくなった。しかし、最近なぜかiTunes Storeで映画をレンタルできなくて困っている。というわけで、何年ぶりかでレンタルショップに行ったら、やはり品揃えはレンタルショップの方が上だった。特に、前から観たいと思っていた映画「デューン/砂の惑星」を見つけたのはうれしかった。たまには外に出よう。

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2016年6月10日 (金)

iPad mini4

 2010年に登場したiPadはその後、iPad ProやiPad Air、iPad miniといったいくつかのモデルがラインアップされていく。単純にいうと大中小ということだが、手軽に持ち運びできるのはやはりiPad miniだ。最新モデルiPad mini4はRetinaディスプレイを備え、これまでのディスプレイよりずっときれいになった。iPadにはWiーFiモデルとWiーFi+Cellularモデルがあるが、最近は公衆無線LANもだいぶ普及してきたので、ぼくはWiーFiモデルを使っている。もちろん、公衆無線LANがない場所では使えないが、そのときはまわりの景色でも楽しもう。

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2016年6月 9日 (木)

iMac(Intel Core i5)

 ぼくが現在、仕事で使っているのが2012年発表のiMac(Intel Core i5)だ。iMacのマイクロプロセッサはCore Duo→Core 2 Duo→Core i5/i7と進化してきて、上位機種にはRetinaディスプレイモデルもある。一方で、2012年モデルからは光学式ドライブがなくなってしまったので、別売りのUSB SuperDriveかなんかを買わなければならない。まあ今どき光学式ドライブがなくても困ることはことんどないが。コンピュータは今後、時計型や眼鏡型、さらにはコンタクトレンズ型といったウェアラブル端末が大きく進化していくんだろうが、iMacのようなデスクトップ型もずっと残るんだろうか。

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2016年6月 8日 (水)

MacBook Air

 2008年、アップルは世界で最も薄いノートブックコンピュータ MacBook Airを発表した。ぼくが買ったのは2012年のIntel Core i7搭載モデルで、とても軽量なので重宝している。処理速度もMac miniより速いので、ストレスなく使える。ただ、2年くらいしてから、ディスプレイに縦線が1本入るようになってしまった。当然気になることは気になるが、たぶん修理に出すと高額な費用がかかるので、気にしないようにしている。これさえなければ言うことなし、なのだが。

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2016年6月 7日 (火)

Mac mini

 2005年に発表されたMac miniは、ディスプレイもキーボードもマウスも付属せず、最も安いので6万円台という割り切ったモデルだ。ぼくが買ったのは2011年のIntel Core i5搭載モデルで、いまも自宅用として使っている。とてもコンパクトなので、本体は簡単に持ち運びできるが、本体だけ持ち運んでもしょうがないので、実際にそんなことはしていない。最近は処理速度の遅さが目立ってきたので、ニューモデルに買い換えたいとも思っているが、Mac miniは進化のスピードがあまり速くないので、がまんして使っている。まあとにかく安いのがいい。

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2016年6月 6日 (月)

iPad

 2010年、アップルはそれまでのMacとはまったく別のコンピュータを発表する。アップルいわく「魔法のような革新的デバイス」、iPadだ。iPadは発表と同時に人気爆発、新しもの好きのぼくもすぐに注文した。キーボードを捨て、タッチパネルのシンプルな操作でMacと同じようなことができるというのは、まさに革新的だ。アップルは1992年、ニュートンというPDA(携帯情報端末)を製造していたが、これは成功したとは言えなかった。時代を先取りしすぎていたのかもしれない。そういう意味では、iPadはニュートンが昇華したものだとも言えるだろう。iPadはその後、毎年のようにニューモデルが登場、ぼくが買った初期型はあっという間に時代遅れにされた。iOSは現在9に進化しているが、初期型iPadはiOS 5で止まってしまったのだ。まったく進化のスピードは速い。

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2016年6月 5日 (日)

iMac(Intel Core 2 Duo)

 ぼくがインテル製マイクロプロセッサ搭載のiMacを買ったのは2008年、Intel Core 2 Duo採用の20インチモデルが最初だった。筐体はそれまでのポリカーボネートからアルミに変わり、よりクールになった。この頃Mac OS Xのバージョンは10.5だったが、翌年には10.6が登場、これはIntel Mac専用で、PowerPCはついに見捨てられてしまった。20インチモデルとなると映画鑑賞にも十分なので、これを買ってからMacで映画を観ることが増えた。まだSuperDriveも内蔵していたし。このiMacも5年近く使ったが、最後はモニタがやられたのでお役御免となった。

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2016年6月 4日 (土)

MacBook

 2006年、アップルはついにインテル製マイクロプロセッサIntel Core Duoを搭載したMacを発表する。iBookはMacBookと名前を変え、上位機種としてMacBook Proがラインアップされた。CPUは変わったが、外見はそれまでのモデルと大きく変わらなかったので、特に違和感はなかった。ぼくはそれまでiBook G3を5年も使っていたが、さすがに時代について行けなくなってきていたので、早速MacBookに飛びついた。前のiBookもそうだったが、この頃ノートパソコンを使うのは地方出張とか北海道に帰省するときぐらいで、使用頻度も少なかったので、MacBookも6年使った。ただ、ボディが変色したりひび割れが入るというトラブルが多かったようで、ぼくのもやはりそうなった。

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2016年6月 3日 (金)

レスラー

 ミッキー・ロークが完全復活したと高い評価を受けた映画「レスラー」は、往年のプロレスファンにとってもなかなかおもしろい映画だろう。1980年代のスターレスラー ランディ・”ザ・ラム”・ロビンソンは、体がボロボロになった今も、田舎の小さな会場でプロレスの試合に出ている。しかし、家族とは別れ、スーパーでアルバイトをして食いつなぐ日々だ。そんなある日、試合を終えたランディは心臓発作を起こし、医者からプロレスをやめるように言われる。引退を決意し、一人娘ステファニーとの関係を修復しようとするランディだったが、とにかくだらしない父親なので、とうとう縁を切られてしまう。また、地道に働いていたスーパーではファンに正体を見破られ、やけになってやめてしまう。ランディは、自分はレスラーとしてしか生きられない男だという思いから、かつての黄金カードであったジ・アヤトラー戦に出場することを決意する。ランディは試合中、体に異変を感じるが、無理するなというアヤトラーのささやきも無視してフィニッシュ・ホールドの「ラム・ジャム」を仕掛けるため、トップロープからダイブするのだった。ランディ対イラン国旗を振るアヤトラーはハルク・ホーガン対アイアン・シークを彷彿させるし、1990年代後半から流行したハードコア・マッチも組まれたりして、当時を知るプロレスファンには懐かしい。

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2016年6月 2日 (木)

88ミニッツ

 FBI異常犯罪分析医であるジャック・グラム(アル・パチーノ)は、今はシアトルにある大学で教鞭を執っている、モテモテ大学教授だ。映画「88ミニッツ」は、9年前の猟奇的殺人事件から始まる。ニューヨークで女性を吊して切り刻むという残忍な殺人事件が発生、ジョン・フォースターという容疑者が逮捕されたが、グラムの証言によりフォースターの死刑判決が確定し、いよいよその執行の日を迎えることになった。しかし、フォースターが無実を訴える一方で、9年前とまったく同じ手口の殺人事件が立て続けに起こる。そして、教え子が犠牲になったのを知ったグラムのもとに、「おまえの命はあと88分だ」と告げる電話が入る。もちろん、フォースターとグルになっている人物がいるのだが、グラムに対し巧妙な罠を仕掛けているので、グラムの友人であるFBI捜査官さえグラムが真犯人ではないかと疑ってしまう。タイムリミットが迫る中、グラムはついに真相にたどり着くが、自分がハニー・トラップに引っかかったことも明らかになってしまう。ちょっと恥ずかしい話だが、そこはモテモテ大学教授、色男はつらいよ、てな感じで堂々としているのだった。

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2016年6月 1日 (水)

グリーン・ホーネット

 幼くして母を亡くし、デイリーセンティネル新聞の創業者である父に厳格に育てられたブリット・リードは、その反動か、絵に描いたような放蕩息子ぶり。ところが、父が蜂に刺され死に、突然社長の座についたブリットは、正義にめざめ、父の運転手カトーとともにロスの街から悪党どもを一掃する決心をする。全身グリーンのスーツとマスクで正体を隠し、ハイテク装置満載の愛車ブラック・ビューティを駆って日夜犯罪者と戦うグリーン・ホーネットは、1936年のラジオドラマに登場した古典的ヒーローだ。1966年にはテレビドラマにもなり、ブルース・リーがカトーを演じたが、2011年の映画「グリーン・ホーネット」は、かなりコミカルな初の映画作品だ。グリーン・ホーネットの敵チュドノフスキーを演じるのは、007「スペクター」でブロフェルドを演じたクリストフ・ヴァルツだが、悪役でありながらちょっとコミカルな役どころだ。

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