野辺山の星空①
長野県南牧村(みなみまきむら)の野辺山高原は、天文ファンにはおなじみのスターウォッチングの名所だ。標高1,300mなので空気が澄んでいて、都会からも離れているので、きれいな星空を見ることができる。ぼくも学生時代にスターウォッチングに行ったことがあるが、天気に恵まれず満天の星空を拝む時間はわずかだったような記憶がある。このあたりはツーリングでたまに走るエリアなのだが、今回は30年ぶりにスターウォッチングをする機会に恵まれた。実際に星空を眺めてみると、八ヶ岳の背景(西)はけっこう明るい。茅野市や諏訪市の街明かりだろうか。北と南も同様に明るく、地平線近くで暗いのは東の空だけだ。天頂付近はまずまずで、きれいな星空を見ることができる。ちょっと問題なのは飛行機で、けっこうひっきりなしに上空を飛んでいる。飛行機が入り込まないようにするには、夜半過ぎに撮影するしかないだろう。
2016年4月29日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ15mm対角線魚眼レンズ、露出30秒
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