ディラック現代物理学講義
イギリスの物理学者ポール・ディラックは、20世紀初頭に始まった量子力学に大きく貢献し、その名は「ディラック方程式」という方程式にも残っている。ディラックは晩年、アメリカ・フロリダに移ったが、1975年にはオーストラリアとニュージーランドを訪れ、物理学に関する講演を行っている。ディラックが量子力学に関する重要な発見を成し遂げたのはまだ20代前半の頃で、講演の中でディラックは、自らも深く関わった量子力学の発展史を語っている。ディラックは物理定数にも関心が深かったようで、重力定数や巨大数仮説といった話題も取り上げている。
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