バスカヴィル家の犬
「最後の事件」でホームズを死なせたコナン・ドイルは、ホームズを復活させるまでの間、長編「バスカヴィル家の犬」を発表する。舞台はイングランド南部、ダートムアの荒れ地に火を吐く魔犬が現れ、バスカヴィル家の当主が次々と狙われる。最初から最後までおどろおどろしい展開が続くが、登場人物はみなあやしく、さらには、正体不明の謎の人物の影もちらつく。ホームズはワトスンの活躍もあってダートムアの荒れ地に姿を現した魔犬を退治、バスカヴィル家を襲った悲劇の真相を明らかにするのだった。本作はホームズ作品の中でも人気が高く、映像化にも向いているので、古くはベイジル・ラスボーン版シャーロック・ホームズからベネディクト・カンバーバッチの「SHERLOCK」まで、数多く映画・ドラマ化されている。
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