恐怖の谷
コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズには4つの長編があるが、その最後の作品が「恐怖の谷」だ。ある日ホームズに暗号らしき手紙が届くが、解読したところ、ある人物に危険が迫っているという内容だった。そこに飛び込んできたスコットランド・ヤード(ロンドン警視庁)の警部は、まさにその手紙どおりに殺人事件が起きたことをホームズに伝える。現地に急行したホームズは、被害者の夫人や事件の第一発見者が共謀して嘘をついていることを見抜き、事件の意外な真相を明らかにする。背景には、アメリカ・ペンシルヴァニア州の「恐怖の谷」と呼ばれる炭鉱を舞台にした事件があった。本作は実は「最後の事件」より以前に起きた事件を書いたもので、黒幕としてモリアーティ教授が登場する。
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