パブリック・エネミーズ
1930年代のアメリカで大胆不敵な銀行強盗を繰り返したジョン・デリンジャーは、FBI(の前身)から「社会の敵No.1」と呼ばれる一方で、一般客には手を出さなかったので、大衆にはとても人気があったそうだ。このデリンジャーの破滅的な人生を描いたのが、ジョニー・デップ主演の映画「パブリック・エネミーズ」だ。刑務所を脱走したデリンジャーを逮捕するため、ジョン・エドガー・フーヴァー長官はメルヴィン・パーヴィス捜査官(クリスチャン・ベール)をシカゴ支局長として送り込む。追われるデリンジャーは、ビリー・フレシェット(マリオン・コティヤール)という女性に一目惚れし、最後の仕事を終えたら2人で高飛びしようとするが、だんだんとFBIに追い詰められていく。デリンジャーとパーヴィスは激しい銃撃戦を繰り広げ、デリンジャーは死ぬが、史実では、パーヴィスもまた不可解な死を遂げるそうだ。
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