四つのサイン
「シャーロック・ホームズ」シリーズ第2作「四つのサイン」は、後にワトスンの妻となるメアリ・モースタン嬢から不可思議な事件の相談を受けるところから始まる。彼女の父親はイギリス陸軍大尉としてインドに派遣されていたが、ロンドンに着いたとたんに失踪してしまった。その後、モースタン嬢には謎の人物から毎年値打ちものの真珠が送られてくるようになったが、ついに送り主と面会することになり、ホームズに同行を求めてきたのだ。しかし、いざ送り主であるショルトー兄弟の屋敷を訪ねてみると、兄の方は殺害され、謎の四つのサインが残されていた。ホームズはまたもや鋭い推理力を発揮、夜のテムズ川で犯人のジョナサン・スモールを追い詰める。事件の背景には、インドで莫大な財宝を手にした男たちの裏切り劇があった。事件が解決して、ワトスンはモースタン嬢とめでたく結婚するが、後に悲しい別れに終わる。
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