ゴッドファーザー PARTⅡ
映画「ゴッドファーザー PARTⅡ」は、前作「ゴッドファーザー」で父ヴィトー・コルレオーネからファミリーを受け継いだマイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)のその後の戦いと、ヴィトーがファミリーを築くまでの戦いを同時進行で描いた映画だ。ヴィトー・コルレオーネ、本名ヴィトー・アンドリーニは、イタリア・シチリアのコルレオーネ村で地元のボスに家族をみな殺しにされ、ニューヨークに逃亡する。成長したヴィトー(ロバート・デ・ニーロ)は、まじめに働いていたが、イタリア人街を仕切ってみかじめ料を巻き上げていたボスを殺害、みなの尊敬を集めていく。やがてヴィトーはコルレオーネ村で家族の敵討ちを成し遂げ、ニューヨークでコルレオーネ・ファミリーを築き上げるのだった。一方、マイケルは、ファミリーの拠点をネバダ州ラスベガスに移し、カジノの経営に乗り出すが、暗殺者に狙われるなど、戦いに明け暮れる日々を送っていた。商談でキューバを訪れたマイケルはキューバ革命に遭遇、アメリカに帰国するが、その中で兄フレドの裏切りに気づく。妻ケイに去られたマイケルは、母親の死とともに、フレドを粛清するのだった。ファミリーを守るために戦っているはずが、結果的に多くのファミリーを失うマイケル。ヴィトーの誕生日を祝う家族から1人離れたマイケルの姿が、その孤独感を象徴している。
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