水子貝塚①
縄文時代、気候が温暖化し、海水面が今より高い時代があった(縄文海進)。この時代、東京湾は今の埼玉県内にも深く入り込んでいて、荒川流域は古入間湾という湾になっていたようだ。こうした理由で、当時の海岸線に当たる場所には貝塚などの遺跡が点在している。埼玉県富士見市の水子貝塚は、その中でも大規模な遺跡で、現在は「縄文ふれあい広場 水子貝塚公園」として整備されている。公園内には竪穴住居が復元されているほか、展示館と資料館があり、発掘調査の様子がわかるようになっている。このうち15号住居跡からは、貝塚のほか、埋葬された女性や犬の骨、土器・石器が発見されたが、今は復元された住居の中で6人家族が仲良く暮らしている。
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