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埼玉県川口市にある新郷(しんごう)貝塚は、縄文時代後・晩期の貝塚で、今も原形をとどめる数少ない遺跡だ。貝塚は4カ所あり、東西120m、南北150mの馬蹄形になっている。このうちA地点貝塚は最も大きく、1m以上の貝層が堆積しているほか、人骨をはじめとして多数の重要な遺物が発見されている。B地点は、貝の分布はまばらだが、貝層下から竪穴住居跡が発見されている。さらに、C・D地点は、台地の斜面部にもかかっていて、住むにはちょっと不安定な気がするが、ここからも竪穴住居跡が発見されている。C・D地点の斜面の下は当時は海で、ここから漁に出ていたのだろう。
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