スーパーマン
今は亡きクリストファー・リーヴ主演の映画「スーパーマン」は、滅びゆく星クリプトンから父ジョー・エル(マーロン・ブランド)によって地球に送り込まれたカル・エルが、地球人クラーク・ケントとして育ち、自らの出生の秘密を知ってスーパーマンとなる物語だ。2013年のリブート作品「マン・オブ・スティール」のケントが苦悩しながらスーパーマンになるのに対し、本作のケントは明るくあっけらかんとしている。就職した新聞社デイリー・プラネット社では、ロイス・レインに積極的にアプローチしようとするし、スーパーマンとして自分から進んでインタビューに応じ、自分の弱点までペラペラしゃべってしまう。宿敵レックス・ルーサーは、ミサイルを乗っ取ってカリフォルニアのサンアンドレアス断層に打ち込み、沿岸を海に沈めるという壮大な悪事を企むが、ちょっとコミカルな悪役ぶりだ。最後はスーパーマンが地球の自転を反転させて時間を戻すという大ワザを見せるが、この辺はまあご愛敬ということで。
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