ナショナル・トレジャー2 リンカーン暗殺者の日記
ニコラス・ケイジ主演の「ナショナル・トレジャー2 リンカーン暗殺者の日記」は、歴史学者であり冒険家のベン・ゲイツ(ケイジ)が、エイブラハム・リンカーン大統領暗殺事件にまつわる謎を解き明かす物語だ。アメリカ南北戦争がまもなく終結しようとしていた1865年4月14日の夜、リンカーン大統領はフォード劇場で観劇中に、ジョン・ウィルク・ブースに至近距離から頭を撃たれた。同じ頃、ベンの先祖のトーマス・ゲイツは近くの店で、見知らぬ男たちから1冊のノートを手渡され、そこに記された暗号の解読を依頼される。そして現代。トーマスは祖国の英雄だと講義するベンの前に、トーマスによって破られたノートの切れ端を持ったウィルキンソンという男が現れる。そこには、トーマスはリンカーン大統領暗殺の首謀者だと書かれているというのだ。というわけで、ベンは先祖の汚名を晴らすため、謎解きを開始するのだが、バッキンガム宮殿の女王の執務室やホワイトハウスの大統領の執務室に忍び込んだり、挙げ句の果てには大統領を誘拐したりで、「スパイ大作戦」並みの活躍を見せる。最後にはとうとうお宝を発見し、大統領からもおおいに感謝されるのだが、悪者だったウィルキンソンも最後はベンを助けたりして、さわやかなエンディングとなる。ぼくもリンカーン大統領の最期がどういうものだったのか今まで知らなかったが、アメリカ人はみな冒頭のシーンをちょっと見るだけでピンとくるんだろうな。日本ならさしずめ、本能寺の変か赤穂浪士の討ち入りか、桜田門外の変といったところか。
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