TIME/タイム
映画「TIME/タイム」は、科学技術の進化により老化が完全になくなり、すべての人間の成長が25歳でストップする近未来を描いた作品だ。この世界の唯一の通貨は時間で、すべての人間の左腕には「ボディ・クロック」と呼ばれるデジタル時計が刻まれ、25歳になった瞬間に残りの余命がカウントダウンされる。世の中は富裕層と貧困層の格差社会になっていて、貧困層は長生きできないが、富裕層はいくらでも長生きすることができる。そして、貧困層出身の青年ウィルがふとしたことから時間を譲り受け、本来なら入れないはずの富裕層の住むゾーンに足を踏み入れる。ウィルはそこで大富豪の娘シルビアと出会うが、時間を監視する時間監視局員(タイムキーパー)に追われ、シルビアを連れて逃亡する。2人は逃亡生活を共にするうちに、この世界はおかしいと気づき、世界を変えようという試みを始めるのだった。というわけだが、まあこれは実物経済(実体経済)をはるかに超えて金融経済が肥大化した現代資本主義社会を風刺してるんだろうな。物語の設定上、見た目が25歳以上の登場人物がいないので、俳優もみな若者ばかりだ。
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