タカハシ赤道儀②
タカハシEMー11とEMー200との比較第2回目は、EMー200について。
②EMー200
EMー200はEMー11の上位機種で、本体重量16.5㎏とかなり重くなるが、搭載重量は16㎏で、EMー11と比較すると2倍の搭載能力がある。これなら大きめの望遠鏡にカメラ、オートガイダー、オートフォーカサーなどの装置をつけても問題ないだろう。極軸望遠鏡は明視野照明つきの倍率9倍、時角早見スケールつきで、極軸セッティングは簡単そうだ。自動導入の最高速度も700倍速とかなり遅い。しかし、EMー200の本体重量は16.5㎏もあるので、持ち運びは大変だし、クマ出没の際は置き去りにして逃げるしかない(実際にはEMー11でも置き去りにするしかないだろうが)。EMー200はやはり、ある程度ちゃんとした観測小屋を建て、屋内に据え付けるのがいいんだろう。いずれ個人天文台を持ちたいぼくとしては、EMー200はなかなか魅力的だ。ただ、当然価格は高く、43.5万円とEMー11の1.6倍もする。将来もっと本格的な個人天文台を建て、より大きな赤道儀を導入することがあるかもしれないと考えると、EMー200をそのつなぎとするのももったいない気がする。う〜ん、迷うところだなぁ。
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