冬の天体写真撮影
冬の北海道で天体写真を撮影する場合、必ずと言っていいほど雪がある。まあ日高地方は北海道の中でも雪が少なく、そんなに積もるわけではないが。ぼくが撮影する場所は、だいたいこんな感じだ。今夜は撮影に行こうとなれば、昼間のうちに下見して、雪かきもしておく。冬の夜は晴天率が割と高いが、それでも一晩中晴れるということはあまりないような気がする。たいていは途中で雲が出てきて、さーっと雪が降り、しばらくするとまた晴れるということの繰り返しだ。風が強い夜は、カメラがブレるので、星雲星団銀河のクローズアップはあきらめ、超広角レンズを使う。雪がもっと多ければ、回りに雪を積み上げ、風を防ぐことができるのだが、そこまで降ることはめったにない。真冬の夜は零下10度とかになるが、こうなると素手で機材に触るのは危ない。手の感覚がなくなるので、機材を落とすおそれもあるのだ。とにかくゆっくり、慎重に取り扱うことが大切だ。機材をセットし、構図を決めたら、バルブ撮影中はクルマの中であったまる。さすがに真冬の夜、ずっと外にいると体が冷え切ってしまう。とにかく大変だが、その代わり真冬の星空はすばらしくきれいだ。クマ出没の心配もないし。
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