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2016年1月22日 (金)

シリーズ現代の天文学3 宇宙論Ⅱ

 日本天文学会百周年記念事業の一つとして、天文学のすべての分野を網羅する教科書「シリーズ現代の天文学」が刊行されているが、その第3巻が「宇宙論Ⅱー宇宙の進化」だ。第2巻「宇宙論Ⅰー宇宙のはじまり」では、宇宙が誕生してから38万年後の「宇宙の晴れ上がり」までを扱ったが、この巻ではその後、宇宙がどのように進化し、銀河などの構造ができていったかを扱っている。歴史的には、宇宙論が飛躍的に発展するきっかけとなったのは、1929年に発見されたハッブルの法則だ。アメリカの天文学者エドウィン・ハッブルは、銀河系の外の銀河(系外銀河)を観測しているうち、どうやら宇宙は膨張しているらしいということに気づいた。これは1916年にアルベルト・アインシュタインが発表した一般相対性理論でも予言されていたことだが、当のアインシュタインはもとより、多くの科学者がそんなことはないと考えていた。宇宙が膨張しているということは、遠い過去にさかのぼれば、宇宙は非常に小さかったことになる。そのような考えからつくられたのがビッグバンモデルだ。その後、観測技術の進歩もあって、ビッグバンモデルは科学的に裏付けられていく。20世紀後半になると、はるか彼方の多数の銀河を一つ一つ調べる銀河サーベイが行われ、宇宙には大規模な構造があることがわかってきた。ハッブルの業績は、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)にその名が残るとおり、歴史的な評価を受けている。

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