スタンフォード物理学再入門 力学
アメリカの物理学者レオナルド・サスキンドは、スティーヴン・ホーキングとの論争「ブラックホール戦争」で有名だが、物理を説明することを楽しみとしてきたそうだ。サスキンドはスタンフォード大学で教授を務めてきたが、同大学には社会人向けプログラムがあり、サスキンドはある日、このプログラムが自分にぴったりであることに気づき、喜んでこの仕事を引き受けた。サスキンドの授業は録画され、インターネットで公開されたが、大人気になった。これを書籍化したのが「スタンフォード物理学再入門 力学」だ。一般向けの科学本は普通、数式をほとんど使わないが、ある程度学んだことのある人にとっては、むしろ数式を使う方がわかりやすい。本書は社会人向けとはいえ、ある程度本格的に物理を学びたい人向けに書かれているので、数式もたくさん出てくる。一般書より上のレベルの本を読みたい人にはちょうどいい感じだ。ぼくもこれで物理学に再入門してみるつもりだ。
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