白河天体観測所
天文ファンにはおなじみの白河天体観測所が昨年、半世紀にわたる歴史に幕を閉じた。東日本大震災で甚大な被害を受け、創立メンバー5人のうち3人が天界に昇ったことで、店じまいになったということだ。ぼくが天文ファンになった当時から、白河天体観測所はしょっちゅう天文ガイドの誌面に登場していて、「所長犬」であるアイヌ犬「チロ」も活躍していた。創立メンバーの1人である天体写真家 藤井旭が書いた「白河天体観測所」は、懐かしの写真もふんだんに掲載して、白河天体観測所の半世紀にわたる歴史を振り返ったエッセイ集だ。ぼくもいずれ個人天文台をつくりたいと思っているが、そう思うようになったのはやはりこの白河天体観測所の影響が大きい。
« ニュートリノで探る宇宙と素粒子 | トップページ | スター・ウォーズ ベストフレーズブック »
「天体写真、天文学、科学」カテゴリの記事
- 春の星団星雲銀河⑭(電視観望)(2022.05.17)
- 春の星団星雲銀河⑬(電視観望)(2022.05.16)
- 春の星団星雲銀河⑫(電視観望)(2022.05.15)
- 春の星団星雲銀河⑪(電視観望)(2022.05.14)
- 銀河系中心の巨大ブラックホール(2022.05.13)
コメント