007「死ぬのは奴らだ」(マンガ)
イアン・フレミングの小説007シリーズは、「ゴルゴ13」のさいとう・たかおがかつて劇画化したが、このたび全4巻が復刻されることになった。第1弾「死ぬのは奴らだ」は、小説では第2作、映画では第8作に当たる作品で、いずれも黒人犯罪王ミスター・ビッグとの戦いを描いている。ただし、さいとうのインタビューによると、さいとう本人は小説を読んでなくて、アシスタントに読ませてストーリーを聞いたので、ほとんどオリジナル作品になっているそうだ。さいとう版「死ぬのは奴らだ」が刊行されたのは、ロジャー・ムーア主演で映画化されるより前なので、007のイメージはかなり違う。もちろん、現在のゴルゴ13とも違うが、むしろ初期のゴルゴ13に近いかもしれない。
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