今そこにある危機
トム・クランシーのジャック・ライアン シリーズ第3作「今そこにある危機」でCIA分析官ライアン(ハリソン・フォード)は、内なる敵との戦いにも巻き込まれる。コロンビアの麻薬カルテルの殺し屋を逮捕し、カルテルの秘密口座を差し押さえたFBIだが、カルテルはその報復としてFBI長官を暗殺してしまう。アメリカ大統領は、CIAと米軍にカルテル殲滅の極秘作戦を命じるが、現地に潜入した特殊部隊は身内の裏切りによって孤立してしまう。ライアンは海軍特殊部隊出身のCIAエージェント ジョン・クラーク(ウィレム・デフォー)と協力し、特殊部隊の救出に向かう。生き残った兵士の救出に成功し、隠された真相を知ったライアンは、大統領の圧力にも屈せず、議会で真実を語ると宣誓するのだった。CIA副長官ジェームズ・グリーア(ジェームズ・アール・ジョーンズ=ダース・ヴェイダーの声優)が死の直前、「君は大統領に対して宣誓したんじゃない。彼の雇い主である主権者、国民に宣誓したんだ」とライアンに語ったセリフが印象的だ。
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