すばる望遠鏡
国立天文台のすばる望遠鏡は、ハワイ島マウナケア山頂に位置する、世界最大級の口径8.2mを誇る光学赤外線望遠鏡だ。マウナケア山頂は標高4,200mもあり、天体観測に最適な環境であることから、各国の大型望遠鏡がここに集積している。口径8.2mともなると主鏡はものすごく重いので、自らの重さで歪んでしまい、そのままでは星は点像にならない。そこですばる望遠鏡では、コンピュータ制御された261本のアクチュエータと呼ばれる「腕」で主鏡を支え、歪みを補正している。標高が高いのでそれなりの準備が必要だが、一般見学も可能だ。ぼくはハワイには行ったことがないが、もしその機会があればぜひすばる望遠鏡を見に行きたい。
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