ニキータ
リュック・ベッソンの映画「ニキータ」は、カナダやアメリカでテレビドラマ化され、人気シリーズになるなど、ベッソンの出世作となった映画だ。麻薬中毒の少女ニキータ(アンヌ・パリロー)は、麻薬仲間と薬局に押し入り、警官を射殺してしまう。終身刑となったニキータは、政府の秘密機関に属するボブ(チェッキー・カリョ)と名乗る男から、このままここで死ぬか、暗殺者として生きるかの二つの選択肢を与えられる。3年間の厳しい訓練に耐えたニキータは、誕生祝いでレストランに連れて行かれるが、そこでボブに初めての「仕事」を与えられる。これにパスしたニキータは、新しい身分を与えられ、久しぶりに外での生活を始めるのだった。ニキータはスーパーのレジ係マルコと恋人になり、幸せな生活を送るが、当然そんな日は長く続かない。ニキータの苦悩は日増しに深くなっていくのだった。ジャンヌ・モローがニキータの教育係を演じていて、フランス映画らしいおしゃれな存在感を放っているほか、音楽も印象的だ。
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