将門記の舞台を歩く③
10世紀中頃に起きた平将門の乱の発端となったのは、将門が今の筑西市中上野〜赤浜で源扶(たすく)らに襲撃された「野本合戦」だ。これを返り討ちにした将門は、ここからほど近い、筑西市東石田にあった伯父の国香の居館に攻め込み、国香を焼死させてしまう。国香の居館があった場所は正確にはわからないが、このあたりの民家2軒に国香の墓と居館跡と言われる石がある。民家2件は今は数軒離れているが、国香はこの地方の有力者だったので、このあたり一体が居館だったのだろう。実際に訪ねてみると、2軒とも親切に対応してくれて、柿やみかんまでもらってしまった。このあたりはとにかく柿の木が多い。1000年前の人々も、毎年柿が実るのを楽しみにしていたのだろう。
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