青春バイク ホンダNSR
ぼくがバイクに乗り始めたのは大学生のとき、世はレーサーレプリカ全盛期だった。世界GPロードレースではケニー・ロバーツやフレディ・スペンサーが活躍、休日ともなると峠には走り屋たちが集結した。ホンダは1984年のNS250Rを経て1986年にNSR250Rを発売、以後毎年のようにモデルチェンジを重ねていく。ぼくはといえば1989年、VT250FからNSRに乗り換え、4年間これに乗ったが、とにかく楽しいバイクだった。この頃にはエンジンの出力特性がコンピューター制御されるようになり、2ストロークエンジンの大きな欠点だった中低速域の出力特性が大きく改善されたので、街乗りやツーリングでもけっこうイージーに乗れた。もちろん峠を走れば本領発揮で、エキサイティングな走りが楽しめた。「青春バイク ホンダNSR」は、今や絶滅した2ストロークエンジンを搭載した傑作NSRシリーズの歴史をまとめた本だ。
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