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東京証券取引所のすぐ裏に兜(かぶと)神社がある。境内には兜岩という大きな岩があり、「兜町」という地名の由来ともなった神社だが、ここは平将門の兜を埋めた地と言われている。将門は現在の茨城県坂東市岩井で藤原秀郷・平貞盛に敗れるが、秀郷が将門の首を京都に運ぶ際、この地に将門の兜を埋め、塚をつくって供養したというのだ。別の説では、源義家が兜と埋めた地とも言われているが、1000年も昔の話だから、今となっては確かめるべくもない。兜神社は今、証券界の守り神とされているが、この周辺には銀行発祥の地や郵便発祥の地もあり、近代日本がスタートする上で重要な役割を演じたところだ。
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