ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
スウェーデンの小説「ミレニアム」シリーズのスウェーデン版映画化作品第1作「ドラゴン・タトゥーの女」は、6代目007ジェームズ・ボンドであるダニエル・クレイグ主演でアメリカでもリメイクされたが、いずれ劣らぬおもしろさだ。ストーリーはだいたい同じで、主役のミカエル・ブルムクヴィストとリスベット・サランデルは、スウェーデンの有名俳優ミカエル・ニクヴィストとノオミ・ラパスがそれぞれ演じている。原作は3部作で、スウェーデンではすべて映画化されているが、ハリウッド版はまだ第1作目しか映画化されていない。著者のスティーグ・ラーソンはもともとジャーナリストだったが、その後ミレニアムシリーズの執筆を開始、第1作が刊行される前に死去してしまった。本作はミカエルとリスベットがスウェーデンの財閥ヴァンゲル家にまつわる謎を解くという話だが、第2作「火と戯れる女」からはいよいよリスベット自身の過酷な生い立ちが語られることになる。
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