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2015年10月 7日 (水)

ニュートリノで輝く宇宙

 ニュートリノは他の物質とほとんど相互作用しない素粒子で、20世紀前半にその存在が予言された。他の物質とほとんど相互作用しないということは、何でも通り抜けてしまうということなので、観測は非常に難しい。そこで日本では岐阜県飛驒市神岡町の地下深くに「カミオカンデ」という装置をつくり、地球を通り抜けるニュートリノを何とかキャッチしようと実験を重ねてきた。そして、1987年、小柴昌俊らが超新星爆発に伴うニュートリノを見事キャッチすることに成功、ニュートリノ天文学という新しい分野が花開くことになった。2015年のノーベル物理学賞受賞が決定した梶田隆章は小柴昌俊〜故戸塚洋二直系のニュートリノ専門家で、それまで質量を持たないと考えられていたニュートリノが、わずかながら質量を持つことを意味する「ニュートリノ振動」という現象を発見した業績が評価された。戸塚もノーベル賞有力といわれていたが、残念ながらその前に死去したので、喜びもひとしおだろう。別冊日経サイエンス「ニュートリノで輝く宇宙」には、小柴・戸塚・梶田らによるニュートリノ天文学の最先端の研究成果が紹介されている。

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