宇宙進化の構図
宇宙がどのように誕生し、現在の姿に進化してきたかという問題は、20世紀に入り、新たな理論が登場し、観測技術が向上するとともに飛躍的な発展を遂げていく。現代宇宙論では、宇宙は138億年前に誕生し、ビッグバンと呼ばれる大爆発によって今なお膨張を続けているということがわかっている。現在、自然界には重力、電磁気力、強い力、弱い力という4つの力があるが、宇宙誕生直後はもともと一つの力であり、宇宙の膨張に伴ってこれらが分化してきたと考えられている。日本の天文学者 池内了が書いた「宇宙進化の構図」は、自然界の4つの力がつくりだした階層構造にスポットライトを当てながら、宇宙がどのように進化してきたかを解説した本だ。
« 未知なる宇宙物質を求めて | トップページ | 時間・空間の誕生 »
「天体写真、天文学、科学」カテゴリの記事
- かんむり座T星(2025.05.09)
- コスモス482号(2025.05.08)
- 量子コンピュータ・ディスコ(2025.05.06)
- イチョウ(2025.05.05)
- ヒトツバタゴ(2025.05.04)
コメント