絵でわかる日本列島の誕生
日本列島がどのように形成されたかという問題が解明されるまで、いろいろ紆余曲折があった。かつては地向斜説というのが主流だったが、プレートテクトニクス理論が受け入れられるようになったことに伴い、現在では、海のプレートが陸のプレートの下に沈み込むときにできる付加体が日本列島の土台となったと考えられている。まあこういう話は活字よりも絵の方がわかりやすい。というわけで、日本列島がどのように形成されたかをわかりやすく絵で解説した本が「絵でわかる日本列島の誕生」だ。インターネット上ではもっとわかりやすいアニメーションなどもあるので、そういうのもあわせて見るといいだろう。それにしても、46億年の地球の歴史から見れば、日本列島が今の形になったのはごく最近のことだ。ということは、今の形でいるのはわずかな時間に過ぎないのかもしれない。
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