天体写真の撮影 デジタル一眼レフカメラ②
○撮影モードはマニュアル露出(M)モード、シャッタースピードはバルブ(BULB)
デジタル一眼レフカメラはシャッターボタンを押すだけの全自動撮影が可能だが、昔ながらのマニュアル露出などもできるようになっている。天体写真撮影では数秒〜数分間という長時間露光で撮影するので、撮影モードはマニュアル露出モードとし、シャッタースピードはバルブにする。
○ISO感度は最高
露出時間が同じでも、ISO感度が高いほど暗い星がよく写る。ISO感度は一番高い数字(EOS Kiss Digital Xだと1600)にしよう。ただし、ISO感度を高くするとノイズが目立って画質が悪くなるので、その場合1〜2段階低い数字にする。
○記録画質は最高、またはRAW
記録画質はJPEGなら最高にしよう。または、生データであるRAWで撮影して、キャノンDigital Photo Professionalなどのソフトウェアで現像するという手もある。天体写真撮影の場合は特に、RAWで撮影すると見映えのする写真に仕上げることができるので、ぜひ試してみよう。
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