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2015年7月28日 (火)

天体写真の撮影 デジタル一眼レフカメラ①

 デジタル一眼レフカメラがあれば、コンパクトデジタルカメラよりもずっと本格的な天体写真撮影ができる。地球の自転によって星は日周運動をしているため、星雲星団銀河のクローズアップ写真を撮影するには赤道儀という機材が必要だが、標準〜広角レンズを使った星野・星景写真なら赤道儀がなくてもだいじょうぶだ。夏は天の川が最もきれいな季節なので、田舎に行くときはぜひ天の川の撮影にチャレンジしてみよう。
○カメラは三脚に固定
 デジタル一眼レフカメラで天体写真を撮影するには、撮影モードをマニュアル露出(M)モードにして、長時間露光(バルブ)撮影を行う。実際の露出時間は数秒〜数分間といったところだが、当然ながら三脚が必要だ。とはいえ、カメラ1台だけならそんなにゴツい三脚じゃなくてもだいじょうぶだ。
○レンズは広角単焦点。ズームレンズの場合、できるだけ広角側で
 星野・星景写真撮影には広角単焦点レンズがいい。ズームレンズは構造が複雑で、F値が大きい(暗い)こと、単焦点レンズより画質が悪いことから、天体写真撮影には普通は使わない。ただ、ズームレンズは一般の撮影では大変便利なので、単焦点レンズを持ってない人も多いだろう。その場合、できるだけ広角側にして使うといい。余計な光を防ぐため、フードもつけよう。

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