太古の火星に広大な海
火星には昔から生物がいるのではないかと言われてきた。19世紀後半には、イタリアの天文学者 スキアパレッリが火星を観測し、火星表面に複雑な線状の模様があることを発見したが、誤訳もあり、火星には運河があるという誤解が広まった。運河あれば当然火星人がいるだろうということで、イギリスの作家H・G・ウェルズは、火星人が地球に攻めてくるという内容の「宇宙戦争」を書き、ラジオドラマで放送した際にはパニックが発生するというオチまでついた。その火星にかつて、全表面積の19%を占める広大な海があったという研究成果をNASAが発表した。地球から見た火星は赤いが、海があった頃の火星はどのような色に見えたのだろうか。
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