ポータブル赤道儀で星空写真を撮ろう!
ポータブル赤道儀と呼ばれるものはフィルムカメラ時代からあったが、デジタルカメラの性能が大きく向上した近年、さまざまなポータブル赤道儀が登場してきた。なにしろフィルム時代なら数十分もかかった露出時間が、わずか数分程度ですむのだから、ナノ・トラッカーみたいな超お手軽赤道儀でも撮影できてしまう。天文ガイド編集部編「ポータブル赤道儀で星空写真を撮ろう!」は、これから星空写真を撮ってみようかなという人の入門書としていいだろう。現在市販されているポータブル赤道儀全機種が紹介されているほか、三脚や微動雲台なども取り上げられているので、機材についてはこの1冊で十分だ。撮影テクニックや画像処理は何度かやれば身につく。最大の問題は、光害のないいい撮影場所を見つけることだが、今の日本ではこれが一番難しい。
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