アインシュタイン よじれた宇宙の遺産
アルベルト・アインシュタインは、ちょっとユーモラスなルックスもあって、人気ナンバーワンの物理学者だろう。若い頃は大学受験に失敗したり、必ずしもエリート人生まっしぐらではなかったため、伝記ものもたくさん書かれている。日系アメリカ人の物理学者ミチオ・カクが書いた「アインシュタイン よじれた宇宙の遺産」もそんな本の一冊で、アインシュタインの生涯と業績をわかりやすく解説している。晩年のアインシュタインは重力と電磁気力を統一する統一場理論の研究に没頭したが、これは時代が早すぎた。しかし、いまや統一場理論こそが、宇宙の究極理論として物理学界の最大の関心事になっている。アインシュタインの遺産は今なお輝きを増しているのだ。
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