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2015年3月

2015年3月31日 (火)

皆既月食

 4月4日(土)の夜は全国で皆既月食が見られる。去年の秋にも見られたが、次回日本で見られるのは2018年1月31日だ。東京での見え方は次のとおり。残念ながら、今のところ天気予報は曇一時雨だ。
 部分食の始め   19時15.4分
 皆既食の始め   20時54.2分
 食の最大   21時00.2分
 皆既食の終わり   21時06.4分
 部分食の終わり   22時45.1分

2015年3月30日 (月)

物理のための数学

 理工学部では数学は最重要の必須科目だが、実は数学は「自然科学」ではない。数学は自然を記述する「言葉」として使われるが、自然そのものではない。したがって数学科に進む場合と、物理学科に進む場合とでは、同じ数学でもかなり違うものを扱うことになる。ある学者の言葉を借りれば、物理学者は数学の生理現象を利用するが、数学者は数学の病理を研究している、ということだ。「物理のための数学」はその名のとおり物理を学ぶ人のための数学の本で、いわば「メーカー」である数学者ではなく、「ユーザー」である物理学者が書いた「数学の使用説明書」だ。

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2015年3月29日 (日)

ポータブル赤道儀で星空写真を撮ろう!

 ポータブル赤道儀と呼ばれるものはフィルムカメラ時代からあったが、デジタルカメラの性能が大きく向上した近年、さまざまなポータブル赤道儀が登場してきた。なにしろフィルム時代なら数十分もかかった露出時間が、わずか数分程度ですむのだから、ナノ・トラッカーみたいな超お手軽赤道儀でも撮影できてしまう。天文ガイド編集部編「ポータブル赤道儀で星空写真を撮ろう!」は、これから星空写真を撮ってみようかなという人の入門書としていいだろう。現在市販されているポータブル赤道儀全機種が紹介されているほか、三脚や微動雲台なども取り上げられているので、機材についてはこの1冊で十分だ。撮影テクニックや画像処理は何度かやれば身につく。最大の問題は、光害のないいい撮影場所を見つけることだが、今の日本ではこれが一番難しい。

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2015年3月28日 (土)

アンノウン

 リーアム・ニーソン主演の映画「アンノウン」は、なかなか手に汗握るストーリーだ。米国の植物学者マーティン・ハリス博士(ニーソン)は、学会に出席するため、妻と一緒にベルリンを訪問する。しかし、ホテルに入るところで空港にブリーフケースを忘れたことに気づき、ハリスは一人空港へとUターンする。ハリスが乗ったタクシーは運悪く交通事故を起こし、数日間生死の境をさまよう。目が覚めたハリスはホテルに向かうが、妻は自分を知らないと言い張り、しかもそこには自分とは別のマーティン・ハリスがいた。ほとんど狂人扱いされ、自信が揺らぐハリスだったが、命を狙われたことで真相に迫っていくことになる。最後は記憶を取り戻し、大惨事を防ぐのだが、記憶を取り戻す一方で人間性が変わってしまうというのはどうなんだろうか。そこのところはなかなか興味深い問題だ。

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2015年3月27日 (金)

96時間/リベンジ(TAKEN 2)

 映画「96時間/リベンジ(TAKEN 2)」は、凄腕元CIAエージェントのブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)が、一人娘キムを守るため、またしても世界最強の父親ぶりを見せつけるアクション映画だ。前作「96時間」でキムを拉致したアルバニア系犯罪組織は、メンバーを殺された復讐として、イスタンブールで観光を楽しむブライアン一家の拉致を企む。元妻レノーアが捕まり、ブライアンも抵抗をやめて拘束されるが、隠し持ったケータイでキムに連絡し、冷静に行動するよう指示を出す。持参していた手榴弾を爆発させ、爆発音が伝わるまでの時間をカウントして自分の監禁場所を絞り込んでいくなど、さすが凄腕元CIAエージェントだ。キムの助けにより武器を得たブライアンは、ここから大反撃を開始する。犯人どもをちぎっては投げちぎっては投げで、相変わらずめちゃくちゃ強い。これだけ強い父親が一家に一人いれば、さぞかし安心な家庭だろう。しかし、こんな父親がいるからひどいトラブルに巻き込まれるのかもしれない。続編ではブライアン一家をさらなる災難が襲うようだ。

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2015年3月26日 (木)

96時間(TAKEN)

 ジェダイ・マスター クワイ=ガン・ジンを演じたリーアム・ニーソンが凄腕元CIAエージェントを演じる映画「96時間(TAKEN)」は、ちょっとバカバカしいがスピード感あふれるアクション映画だ。主人公ブライアン・ミルズは、離婚した妻レノーアと一緒に暮らす17歳の一人娘キムを溺愛し、キムの気を惹くことばかり考えている、親バカ丸出しの愛すべき父親だ。お年頃のキムは、親友のアマンダと2人でパリに旅行したいとせがむが、心配性のブライアンはなかなかウンと言わない。レノーアに促されてようやく旅行を許可するブライアンだったが、キムたちはパリ到着後あっという間に拉致されてしまう。まさに絶望的な状況だが、ブライアンは元CIAエージェントとしての経験を活かし、ものすごいスピードで犯人に迫っていく。ジェダイ・マスターだけあって?めちゃくちゃ強いし、娘を救うためならどんな手でも使うしで、そのハチャメチャぶりが痛快だ。レノーアを演じるファムケ・ヤンセンは007「ゴールデンアイ」で悪女ゼニア・オナトップを演じていたが、本作では割と普通の母親を演じている。

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2015年3月25日 (水)

物理を学習する大学生・院生のガイドブック

 大学で学ぶ物理学は、おおざっぱに分けると力学、電磁気学、量子力学、熱・統計力学、相対性理論ということになる。これらの基礎理論を1〜2年生で学習し、その後より専門的な分野に進むのが理工学部のパターンだ。各分野には歴史的な名著があり、教科書として指定されるのだが、これらをすべて読破して理解するなんて至難の業だ。というわけで、なにかいいガイドブックがないかな〜と思っている人には、「物理を学習する大学生・院生のガイドブック」をおすすめする。もちろんこれだけ読んでも試験でいい成績をとれるわけではないが、現代物理学はどのような体系になっているかを知ってくと、各分野の勉強もやりやすいだろう。
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2015年3月24日 (火)

大学1・2年ではどんな数学を学ぶの?

 数学セミナー編集部編「大学1・2年ではどんな数学を学ぶの?」はその名のとおり、大学1・2年で学ぶ数学の全体像を解説した本だ。大学生になったばかりで右も左もわからない学生に対し、そもそも数学にはどんな分野があるのかという、初歩的な話から説明してくれる。これは最近出た本だが、ぼくが学生のときにほしかった。ぼくの場合は、解析学は何とかイメージができたが、線形代数はあまりイメージがつかめず、ジョルダン標準形なんて何のためにやるんだろう?という感じだった。恥ずかしながら、なるほどと思ったのは大学を卒業してずっと後だった。

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2015年3月23日 (月)

物理ブックガイド100

 もうすぐ新学期が始まる。ぼくも今からウン十年前に大学に入ったが、生協書籍部に行くと新入生にとっては意味不明のタイトルの本だらけだし、パラパラめくるとまったくわけがわからないことが書いてあるばかりで、大いに不安になった記憶がある。そんな学生には、おすすめ本をセレクトしたブックガイドがあると非常に便利だろう。この「物理ブックガイド100」は、その名のとおり物理を勉強する学生におすすめの本が100冊選ばれていて、学生にはいい指針になったと思う。ただ、あれからもうウン十年経ち、その後もいい本はたくさん出ているので、改訂版を出すといいのではないかと思う。

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2015年3月22日 (日)

アインシュタイン よじれた宇宙の遺産

 アルベルト・アインシュタインは、ちょっとユーモラスなルックスもあって、人気ナンバーワンの物理学者だろう。若い頃は大学受験に失敗したり、必ずしもエリート人生まっしぐらではなかったため、伝記ものもたくさん書かれている。日系アメリカ人の物理学者ミチオ・カクが書いた「アインシュタイン よじれた宇宙の遺産」もそんな本の一冊で、アインシュタインの生涯と業績をわかりやすく解説している。晩年のアインシュタインは重力と電磁気力を統一する統一場理論の研究に没頭したが、これは時代が早すぎた。しかし、いまや統一場理論こそが、宇宙の究極理論として物理学界の最大の関心事になっている。アインシュタインの遺産は今なお輝きを増しているのだ。

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2015年3月21日 (土)

アインシュタインが考えた宇宙

 アルベルト・アインシュタインが特殊相対性理論を発表してちょうど100年後、「世界物理年」となった2005年には関連本がいろいろ出た。日本の物理学者 佐藤勝彦が書いた「アインシュタインが考えた宇宙」もその一つだ。一般相対性理論の方程式からは膨張宇宙やブラックホールなどといった奇想天外な解が導かれたが、アインシュタインでさえそんなものは実在しないと考えていた。それが観測技術の向上とともに実際に観測されるようになり、人類の宇宙観は大きく変わることになった。著者の佐藤勝彦は、宇宙開闢(かいびゃく)の瞬間、宇宙は指数関数的な急膨張を起こしたというインフレーション宇宙論の提唱者で、この分野では第一人者だ。

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2015年3月20日 (金)

ソラリス

 ポーランドのSF作家スタニスワフ・レムの代表作「ソラリスの陽のもとに」を映画化したものとしては、旧ソ連のアンドレイ・タルコフスキー監督「惑星ソラリス」が有名だが、2002年にもスティーブン・ソダーバーグ監督、ジョージ・クルーニー主演で映画化されている。ソダーバーグ版「ソラリス」もストーリーはだいたい同じだ。地球から遠く離れた惑星ソラリスの上空を回るソラリス・ステーションで、人間の理解を超えた不思議な現象が起こり、精神科医のクリス・ケルヴィン(クルーニー)が救出に向かうが、ケルヴィン自身もまた自殺した妻が現れるという現象に遭遇する。タルコフスキー版から30年も経っているので、撮影技術は段違いに進歩している。

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2015年3月19日 (木)

オーロラ

 3月18日未明、北海道でオーロラが観測された。このところ太陽活動が活発化していて、太陽から放出されたプラズマ粒子が地球に到達し、磁気嵐が発生したことから、通常はオーロラが見られない低緯度地方で観測することに成功した。なよろ市立天文台きたすばるで撮影した写真には、赤い光が広がる様子がとらえられている。名寄で撮影できたということは、ぼくの田舎でも撮影できたのだろうな。オーロラと大小マゼラン銀河は死ぬまでに一度は見ておきたいもんだ。

100歳になった相対性理論

 アルベルト・アインシュタインが特殊相対性理論を発表した1905年は「奇跡の年」と呼ばれ、100年後の2005年は「世界物理年」となったので、いろいろ関連本が出た。その一つ、日本の天文学者 福江純の「100歳になった相対性理論」は、相対性理論がどのようなものか、どのようにこの奇想天外な理論が実証されてきたのか、そして相対性理論によって人類の宇宙観がどのように変わったのかなどがわかりやすく解説されている。アインシュタインの人気のせいか、物理学の中でも相対性理論の人気は絶大?で、いまだに「相対性理論は間違っている!」という人たちがたくさんいるほどだ。ちなみに、アインシュタインがもう一つの相対性理論、一般相対性理論を発表したのは1915年で、今年が一般相対性理論誕生100周年になる。

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2015年3月18日 (水)

ホンダVT1300CX

 ホンダの大型クルーザーVT1300CXのニューカラーモデルが発売された。ハイネックと呼ばれる独特のスタイリングのVT1300CXが新発売されたとき、ぼくも真剣に購入を考えたが、とにかく荷物がまったく積めそうにないため、残念ながらあきらめたことがあった。あらためてじっくり見ると、うーむ、やはりかっこいい・・・が、やはり荷物が積めそうにない。

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2015年3月17日 (火)

ゴーストライター

 007ファンとスター・ウォーズファンにはおなじみ、ユアン・マクレガーとピアース・ブロスナンが共演する映画「ゴーストライター」は、秘密兵器もフォースも登場しないが、おもしろい映画だ。イギリスのアダム・ラング元首相(ブロスナン)の自叙伝を執筆することになったゴーストライター(マクレガー)が、国際的陰謀に巻き込まれていくというストーリーだが、原作者のロバート・ハリスは政治評論家でもあり、トニー・ブレア元首相を意識して書いたんだろうなという感じだ。登場人物すべてがあやしいのだが、ゴーストライターはちょっと無邪気すぎで、何度も危ない目にあってしまう。ラストでは、本当のゴーストライターが誰なのかが判明するが、この映画でもバックにいるのは超大国の超有名情報機関だ。

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2015年3月16日 (月)

マクラーレンMP4-30(2015年)

 今年は7年ぶりにホンダがF1GPに復帰、しかも23年ぶりにマクラーレンにエンジンを供給するということで、青山のショールームには最新マシンマクラーレンMP4-30が展示されていた。セナの死後F1GPは見なくなったが、同時に展示されていた1989年のMP4/5と比べると、今のマシンはずいぶん変わったなぁという印象だ。空力性能を高めるため、ウィングやボディがちょっとゴチャゴチャしている。エンジンは昨年から1.6ℓターボエンジンになった。ホンダF1第4期が始まる今年、MP4-30はどんな活躍を見せてくれるのだろうか。

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2015年3月15日 (日)

マクラーレンMP4/5(1989年)

 いよいよホンダがF1GPに復帰するということで、青山のショールームには4台の歴代F1マシンが展示してあった。そのうちマクラーレンMP4/5は1989年のドライバーズタイトルをアラン・プロストにもたらしたマシンで、前年までのターボエンジンではなく、自然吸気エンジンを搭載している。自然吸気エンジンになったことでエンジンの回転数が高くなり、テレビを見ていても明らかにエンジン音が高くなったのを覚えている。この年はセナとプロストの関係が悪化、日本GPではシケインで両者が接触するというアクシデントも起こり、後味の悪いシーズンだった。

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2015年3月14日 (土)

エンケラドゥス

 土星の衛星エンケラドゥスの地下海に、生命が生息できる環境があるという研究成果を、東大などの研究グループが発表した。NASAの探査機カッシーニの観測により、エンケラドゥスの内部には液体の地下海があり、そこで岩石と海水が90℃以上の高温で反応し、その結果生成されるナノシリカという微粒子が放出されていることが判明したのだ。地球上の生命も、海底熱水噴出口で誕生したと考えられていて、今でもそういう環境に生息する微生物が生き残っている。もちろん直ちにエンケラドゥスに生命がいるという結論になるわけではないが、少なくとも地球以外に生命が存在できる環境があることが初めて実証されたわけで、大きな成果だ。アーサー・C・クラークの映画「2001年宇宙の旅』シリーズの小説版「2061年宇宙の旅」では、かつての木星である恒星ルシファーの熱により氷河が融けた衛星エウロパの海で、進化した生物が生息するシーンが描かれているが、いつかそのようなシーンが本当に見られるかもしれない。

2015年3月13日 (金)

小石川見附

 江戸城36見附の一つ、小石川見附は現在の小石川橋のあたりにあったそうだが、その遺構は何もない。ただ、すぐそばを走るJR中央線・総武線の線路は、かつての外堀の上にあり、石垣もかつての外堀の石垣を利用しているそうだ。

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2015年3月12日 (木)

牛込見附

 JR飯田橋駅西口のすぐそばに江戸城36見附の一つ、牛込見附跡がある。ここも石垣の大部分は撤去されたが、道路をはさんだ両側の石垣が残っていて、現存するものの中では当時の面影を最もよく残しているそうだ。牛込橋には櫓(やぐら)の飾りがあり、ちょっと江戸城っぽい風情がある。飯田橋駅の西側にはかつて牛込駅があり、飯田橋駅の方が後にできたそうだ。

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2015年3月11日 (水)

ケレス(セレス)

 NASAの探査機ドーンが準惑星ケレス(セレス)に到達した。ケレスは火星軌道と木星軌道の間を回る小惑星第1号として発見されたが、10年前くらいに惑星の定義が見直され、今は準惑星に分類されている。これからしばらくケレスを観測し、観測データを地球に送ってくるが、ケレスはいったいどんな素顔を見せてくれるのか、楽しみだ。

2015年3月10日 (火)

江戸歴史散歩コーナー

 東京メトロ市ヶ谷駅には、江戸歴史散歩コーナーというちょっとした展示スペースがある。ここには、地下鉄建設の際に出土した石を使って再現した江戸城の石垣があるほか、床には江戸時代の古地図も描かれている。江戸時代の古地図というのはなかなかおもしろく、ぼくも書店で何度かパラパラめくってみたことがあるが、意外にも今とあまり変わってないなぁという感じだった。

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2015年3月 9日 (月)

市ヶ谷見附

 JR市ヶ谷駅のすぐそばにに江戸城36見附の一つ、市ヶ谷見附跡がある。現在は石垣の一部がわずかに残る程度で、靖国通りをじゃんじゃんクルマが走っているので、当時の面影はまったくない。昔は桜の名所だったようだ。ここから飯田橋駅までまた遊歩道があり、気持ちよく散歩できる。

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2015年3月 8日 (日)

四谷見附

 JR四ツ谷駅麹町口のすぐそばに江戸城36見附の一つ、四谷見附跡がある。今は新宿通りがメインストリートだが、江戸時代は四谷見附跡の方に道があったそうだ。どちらにも橋が架かっていて、新宿通りの方が四ツ谷見附橋、四谷見附跡の方が新四ツ谷見附橋という。それにしても、四谷・四ツ谷は「ツ」が入ったり入らなかったりでややこしい。喰違見附から飯田橋駅までは断続的だが土塁の上に遊歩道があり、散歩にはもってこいだ。

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2015年3月 7日 (土)

太古の火星に広大な海

 火星には昔から生物がいるのではないかと言われてきた。19世紀後半には、イタリアの天文学者 スキアパレッリが火星を観測し、火星表面に複雑な線状の模様があることを発見したが、誤訳もあり、火星には運河があるという誤解が広まった。運河あれば当然火星人がいるだろうということで、イギリスの作家H・G・ウェルズは、火星人が地球に攻めてくるという内容の「宇宙戦争」を書き、ラジオドラマで放送した際にはパニックが発生するというオチまでついた。その火星にかつて、全表面積の19%を占める広大な海があったという研究成果をNASAが発表した。地球から見た火星は赤いが、海があった頃の火星はどのような色に見えたのだろうか。

2015年3月 6日 (金)

ホモ属最古の化石

 アフリカのエチオピアで発掘された化石が、最古のホモ属の化石とみられるという研究成果が発表された。現生人類(ホモ・サピエンス)の祖先は500〜700万年前にチンパンジー・ボノボの祖先と枝分かれし、アウストラロピテクス(猿人)が出現、さらに進んで200〜300万年前に最初のホモ属が出現したと考えられているが、今回発掘された化石は280万年前の地層にあった。そこからまた長い年月をかけて多くの種が現れては消えていくが、10万年前、70億人を超える現代人すべての直接の祖先であるホモ・サピエンスがアフリカから世界へと広がっていった。今回の研究成果が人類史の謎を埋めるピースとなればおもしろい。

2015年3月 5日 (木)

喰違見附

 赤坂見附から四谷に向かう途中に江戸城36見附の一つ、喰違(くいちがい)見附跡がある。ちょうど映画「007は二度死ぬ」の舞台となったホテルニューオータニの入口に当たるところだ。喰違見附の赤坂側は弁慶壕、四谷側は四谷壕(真田壕)と呼ばれているが、真田壕は埋め立てられて上智大学のグラウンドとなっている。ここは岩倉具視暗殺未遂事件の舞台ともなったところで、岩倉は四谷壕に転落したため死なずにすんだそうだ。なお、大久保利通が暗殺された紀尾井坂もすぐそばにある。

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2015年3月 4日 (水)

赤坂見附

 江戸城には数多くの門があったが、見張り番を置いて人の出入りを監視した番所を「見附」といい、主なものを江戸城36見附と呼んでいる。そのうち赤坂見附は、現在も地名として残っているほか、石垣の一部が残っている。赤坂見附(赤坂御門)は2つの門が直角に配置された「枡形門(ますがたもん)」の形をしていたそうで、同じ形式の門は今でも田安門や桜田門に見ることができる。赤坂見附跡のすぐそばには旧赤坂プリンスホテルがあったが、解体工事が終わり、新しいホテルが建設中だ。

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2015年3月 3日 (火)

埼玉古墳群⑨ 愛宕山古墳

 埼玉(さきたま)古墳群のうち、愛宕山(あたごやま)古墳は全長53m、最も小さな前方後円墳だ。ここでもいろいろな埴輪が出土しているが、円筒埴輪は大型の前方後円墳から出土したものより小さく、すぐ隣の二子山古墳と似た特徴を持っているそうだ。ここの被葬者は、二子山古墳の被葬者の夭折した子どもなのかもしれない。

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2015年3月 2日 (月)

埼玉古墳群⑧ 中の山古墳

 埼玉(さきたま)古墳群のうち、全長79mの中の山古墳は、埼玉古墳群の南端にある。ここでも関東では珍しい土器、須恵質埴輪壺というのが出土した。後円部の頂上には掘り返されたようなくぼみがあり、埋葬施設は盗掘されたようだ。中の山古墳は6世紀末から7世紀初めにつくられた埼玉古墳群最後の前方後円墳で、これ以降前方後円墳はつくられなくなる。

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2015年3月 1日 (日)

MIND MELD

 レナード・ニモイが死去した。ニモイは「スター・トレック(宇宙大作戦)」シリーズのミスター・スポックとしておなじみだが、「スパイ大作戦」にも変装のプロ パリス役で登場する。「スター・トレック」では、ウィリアム・シャトナー演じるジェームズ・T・カークとスポックらU.S.S.エンタープライズ号のクルーとのやりとりが見どころの一つだったが、実際の人間関係はいろいろ問題があったようだ。2001年に制作されたシャトナーとニモイの対談集「MIND MELD」では、そのあたりのことも含めて「スター・トレック」の制作秘話が語られる。ニモイはつい最近も「スター・トレック イントゥ ダークネス」に出演したが、これが最後のスポック役となった。ニモイの「Live long and prosper(長寿と繁栄を)」ももう見られない。

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