猿の惑星:創世記(ジェネシス)
2011年の映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」は、なぜ人類が築き上げた文明社会がもろくも崩壊し、類人猿が地球の支配者となったのかという大いなる謎を解き明かす新たなシリーズだ。開発中のアルツハイマー病の新薬を投与されたチンパンジーの子シーザーは、突然変異的な進化を遂げ、類いまれな知性を発揮、他の類人猿を統率していく。シーザーという名は猿の惑星シリーズではおなじみの名前で、オリジナルシリーズのファンならどういう展開になるか予想できるだろう。本作では、シーザーをはじめとした類人猿はCGで描かれているが、とてもCGとは思えないほどリアルな動きだ。新薬を開発し、シーザーを育てた科学者ウィルは善良な人間なのだが、新薬は類人猿の知能を劇的に向上させる一方、殺人ウイルスとして人類を滅ぼすほどの威力を持っていた。シーザーらは閉じ込められていた猿の飼育施設を脱走し、追っ手を撃退して森へと帰るが、エンディングで殺人ウイルスによるパンデミック(世界的感染大流行)が示唆される。
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