トータル・リコール
アメリカのSF作家フィリップ・K・ディックの「追憶売ります」は、「トータル・リコール」として2度映画化されている。アーノルド・シュワルツェネッガー主演の1990年版は、記憶を作り替えられ普通の建設労働者として暮らすダグラス・クエイドが、ふとしたことからリコール社を訪れ、旅行の記憶を買おうとするところから物語が始まる。クエイドはわけのわからないまま次々と敵の襲撃を受けるが、なんとか撃退、やがて自分と同じ顔をしたハウザーと名乗る男のビデオを入手し、ハウザーの指示どおり火星へと向かう。火星はコーヘイゲンの支配下にあり、コーヘイゲンは反乱分子であるミュータントたちを抹殺しようとしていた。ハウザーは実はコーヘイゲンの同志だったが、クエイドはハウザーに戻ることを拒否してコーヘイゲンと対決、太古の昔に異星人が作ったリアクターを起動し、火星大気に大量の酸素を発生させることに成功する。巨大なおばさんに化けたクエイドの正体がばれてしまう特撮シーンなどもあり、なかなか楽しめる作品だ。
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